アイキャッチ・店長ブログ・献血

痛いのは嫌だけど献血に協力してみたいと思います。

アイキャッチ・店長ブログ・献血
阪急グランドビル25献血ルーム

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの人が集まるイベントの中止や延期のほか「企業の在宅勤務」「テレワーク」「時差出勤」等の感染防止措置が強化され、献血会場での献血実施の多くが中止されました。

 さらに「不要不急の外出を控える」自粛が呼びかけられたことで、日本赤十字社は「献血協力者の深刻な減少が続いている」と公式サイトで協力を要請、一時は「必要な量の87.7%」しか血液を確保できていない状況に陥りました。

※日本赤十字社:献血協力者の深刻な減少が続いています !

 不要不急な外出をして新型コロナウイルスに感染すれば、自分や家族はもちろん「他人の命を危険に晒す」可能性があります。かと言って世の中から献血する人がいなくなれば「手術や治療が出来なくて確実に命を失う人」がいます。

「献血って行ってもいいの?」

 そんな葛藤を胸に秘めながら、今日もたぬきちに借金を返済しているであろう優しいみんなの為に。

    もくじ
  1. 不要不急ってなーに?
  2. 献血の種類
  3. 献血のメリット
  4. 献血のデメリット
  5. 献血に協力する方法
  6. まとめ

❶不要不急ってなーに?

 国は「不要不急の外出を控えて」と呼びかけます。

 でも、学校で「パーマは禁止(癖毛は届出)」とか、「前髪は目にかからない、横は耳にかからない、後ろは襟にかからない」とか、「スカートから膝が見えたらダメ」とか、いちいち言ってもらって育った私達にはピンと来ないので、いちいち言って欲しいのです。そして店長はダヴィド・ルイスみたいな強めの癖っ毛です。

 日本中で「どう判断すればいいのか分かりづらい」という戸惑いの声があがり、絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶ事ができたなら言葉ではどうしても伝える事ができなかった愛しさの意味を知っているGLAYの「TERU」さんでさえ、『不要不急の外出ってピンときてます?』とツイートしてしまう程の難易度なのです。教えて賢い人。

Point.1
基本は家にいる

 長野保健医療大学の北村義浩先生(元国立感染症研究所免疫部室長)は、「不要不急」の線引きについて「端的に言うと、命にかかわらない外出全てが不急の外出」と述べています。

 外出を検討する場合は『本当にこの外出は必要なのか?』と自分に問いかける事が大切ですし、判断に迷いがあるなら『からのぉ〜?』と再度問いかける事も必要なのです。

Point.2
控えてほしいこと

控えて欲しいこと
(引用:日テレNEWS

・近くの公園に花見(用事のない散歩) 
・ジョギングなど屋外での運動
・飲み会、大人数での集まり 

 なるほど「近くの公園に大人数で運動しに行く」は絶対ダメなのです。

Point.3
制限されないこと

制限されないこと
(引用:日テレNEWS

・スーパーなどへの食料品の買い物
・食料品や医薬品の買い物
・通院
・仕事で公共交通機関利用(やむを得ずテレワークできない場合)

「食べ物」や「薬」や「治療」等、命にかかわる外出はOK、仕事をしないと「食べ物」や「薬」が買えず、「治療」が受けられないので通勤で公共交通機関を利用するのはOKということでしょうか。

でも、わかれへんねん。

 なんでわからへんのこれでー。

 と言いたいところですが、『ジョギングなど屋外での運動を控えて欲しい』と言っておきながら、『ランニング等、個人的な運動を制限するものではない』という内容が全く違う報道もあり、訳がわからなくなった人も多いのではないでしょうか。

 でも大丈夫。そんなアナタの為に店長が「不要不急な外出」かどうかを簡単にジャッジする基準を考案したので、参考にして頂けたら幸いです。

「おーい磯野、野球しようぜ!」

 は、命に関わらない不急の外出なのでダメです。

「おい!のび太!野球しようぜ!」

 は、緊急なのですぐ行きます。(違います)

 献血は「献血を必要としている全ての人の命にかかわる外出」なので制限される対象ではありません。しかし、外出する以上「新型コロナウイルスへの感染の可能性」が絶対に無いとは言い切れないので、住んでいる土地の状況や、献血会場までの移動方法等を考慮して「最終的な判断は自分でする」しかありません。

 ご自身やご家族の健康を第一に考え、無理のない範囲で献血への協力を検討してみて下さい。


❷献血の種類

採血する所

1.全血献血【200mL】

・有効期間:採血後21日間
・1回の献血量:200mL
・献血可能年齢:16歳〜69歳
・体重
 男性:45kg以上
 女性:40kg以上

 主に「赤ちゃん」や「子供」の輸血に使われたり、赤血球、血漿、血小板に成分を分離して使うそうです。

2.全血献血【400mL】

・有効期間:採血後21日間
・1回の献血量:400mL
・献血可能年齢
 男性:17歳〜69歳
 女性:18歳〜69歳
・体重:50kg以上(男女共)

 主に大人の輸血に使われたり、赤血球、血漿、血小板に成分を分離して使うそうです。

3.成分献血

血しょう成分献血

・有効期間:採血後1年間
・1回の献血量:600mL以下
(循環血液量の12%以内)
・献血可能年齢:18歳〜69歳
・体重
 男性:45kg以上
 女性:40kg以上

血小板成分献血

・有効期間:採血後4日間
・1回の献血量:600mL以下
(循環血液量の12%以内)
・献血可能年齢
 男性:18歳〜69歳
 女性:18歳〜54歳
・体重
 男性:45kg以上
 女性:40kg以上


 現在は医学でも科学でも「血液を作る」ことは出来ません。そこで献血が必要になるのですが、血液には「有効期間」があり、保存期間を過ぎてしまった血液は研究に使用される分を除いて「廃棄」されます。

 つまり「先月いっぱい献血してもらったから今月は少なくても大丈夫」という事がなく、1年を通して毎日「約1万3000人の献血が必要」で、毎日「約3000人の患者さんが輸血を必要としている」そうです。


❸献血のメリット

1.無料で糖尿になるくらいジュースが飲める。

お菓子が食べ放題

 受付が終わるやいなや「献血前に必ず水分を取ってください!」と言われ1杯。問診が終わると「ヘモグロビン濃度測定まで飲み物を飲んでお待ちください!」と促され1杯。献血が終わると「休憩所で十分に水分補給してください!」と誘導され1〜2杯。おまけにお菓子も食べ放題なのです。

2.無料で血液検査をしてもらえる。

 フリーターやパート等の正社員じゃない雇用形態の人の中には「健康診断」をしばらく受けていないという人もいるかもしれません。献血をするとついでに「血液検査」をして貰えて、献血Web会員サービス「ラブラッド」に登録しておくと数日中にスマホで結果を確認する事ができます。

 病院で血液検査をすると「3000円〜5000円」の費用がかかりますし、定期検診の血液検査と比べても「糖代謝と尿酸の項目が無い」「 脂質系の検査が総コレステロールのみ」というくらいで、現在の健康状態を知る上では十分な内容です。

血液検査1

 献血Web会員サービス「ラブラッド」に登録している場合は、スマホで検査結果が見られる上に『基準値から外れている項目のみ表示』なんて便利なボタンがあります。試しに押してみましょう。

血液検査2

 えぇ・・・基準値外ある・・・もうマヨネーズ飲むのやめよう・・・。

 という感じで健康への意識が高まるのです。

3.誰かの希望を明日へ繋ぐ事ができる。

 店長は今、仕事部屋でコーヒーを飲みながらこの記事を書いています。足下には二匹の猫がまるくなって寝ていて、店長は時々その暖かい毛むくじゃらを爪先で触ります。たぶん、この記事を書き終えたら録画してある『麒麟がくる』を観るでしょう。そして、スーパーで特売品の豚肩ロースをゲットしたので、夜はカツ丼を作ろうと考えています。

 そんな店長の、どうでも良い思考の最中にも、どこかの病院のベッドの上には「輸血で命を繋いでいる人」がいて、その側には「その命が消えないよう祈っている人」がいます。そして、それは明日も、明後日も続きます。

 店長の1年は365日で出来ていて、時間に換算すると8760時間もあります。そのうちのたった「1時間」を使うことで、「誰かの希望を明日に繋ぐ事」ができるのなら、『麒麟がくる』は明日観てもいいかなって思うのです。


❹献血のデメリット

1.ちょっとだけ痛い

ランセット
(ランセット)

 中学生の時なら「ぜんぜん痛くねーしwww 蚊が止まったかと思ったわwwwウケるwww」って言ったと思いますが、店長はものすごくとってもカッコいい大人になったので「ちょっとだけ痛い」って言えるのです。

 献血の時に針を刺すのは当然ですが、献血の前にも「ヘモグロビン濃度の測定」の為に採血をします(成分献血の場合は血小板数の測定も)。

 昔はこの採血も「注射器」を使っていたのですが、最近はランセットって言う微量採血器具を使って指先から「ちょびっと」採血するシステムになりました。ありがとうランセット。

 幸い、痛さも「ちょびっと」になったのですが、なんせ指先を攻撃されるので、小心者の店長はいつも心の中で『うおぉぉぉぉぉ』ってなっています。

2.採血する時の指が挑発的

 注射器で採血するときに「右腕」と「左腕」のどっちでするか選べるように、指先からランセットで採血する場合は「どの指で採血するか」を選べます。

 この時「どの指にしますか?オススメは中指です♪」と笑顔でトラップを仕掛けてくる看護師さんには注意が必要です(※)。

「あ、じゃあ中指でお願いします♪」

 と言ったが最後、遠目からは白衣の天使を挑発しているシルエットが完成します。

採血

※中指が一番採血しやすいからです。

3.献血当日の行動が制限される

 献血で失った血液量が元にもどるまでは3〜4時間かかります。また血液を構成する成分が元にもどるまでにはもっと時間がかかるので、献血当日は特に注意が必要です。

■献血後は、水分を補給して少なくとも10分以上休憩する。
■乗り物を運転する場合は、その前に30分以上休憩する。
■電車で帰る場合は、転落防止のため線路近くで電車を待たない。

・トイレ:採血直後の排尿は座位で行う(転倒防止)。
・エレベーター、階段:使用する際は特に注意。
・入浴:2時間以内の入浴と当日のサウナは避ける。
・飲酒、喫煙:献血直後は避ける。
・スポーツ:水泳、マラソンなど激しいスポーツは避ける。
・重労働:採血側の腕には強い力がかからないようにする。

引用:日本赤十字社「献血後のお願い」より


❺献血に協力する方法

献血ルーム

 ここまで読で下さったアナタは「よし献血に行こう!すぐ行こう!中指にしよう!」と思っているはずですが、ちょっと待ってください。

 冒頭でお話したように、現在は新型コロナウイルスの影響で「不要不急」の外出を自粛するよう呼びかけられていますが、その理由の一つに「三密」を回避するクラスター対策があります。

・換気の悪い「密閉」した空間を避ける。
・多くの人が「密集」する空間を避ける。
・近距離での「密接」した会話を避ける。

 同じ時間帯に献血希望者が「密集」するのを避ける必要があるので、献血ルームでは「献血の予約」を呼びかけています。

※日本赤十字社:「献血のご予約をお願いします

献血の予約方法(前日の17時まで)

■【WEBサイトで予約】※要会員登録

献血Web会員サービス ラブラッド

■【電話で予約】
献血ルームの予約は当該献血ルームまで

献血する(日本赤十字社ホームページ)

※デフォルトは「献血バスを探す」のタブが選択されているので注意

■献血バス会場の予約は各都道府県の血液センターまで

全国の血液センター一覧(日本赤十字社ホームページ)

献血の予約をする前に

 献血をする為には本人確認の為の「身分証明書」が必要だったり、「出血を伴う歯科治療を3日以内に受けている」と献血できなかったり、意外な理由で献血できない場合があります。

 せっかく時間とエネルギーとココロを使って行動して下さったのに、その気持ちが無駄になってしまわないよう、事前に以下のリンク先(日本赤十字社公式サイト)の情報を確認してから予約する事を強くオススメします。

献血いただく前に

献血をご遠慮いただく場合


❻まとめ

 献血は「知らない誰かの為にする行為」なので、本人から直接「ありがとう」と言われる事はありません。

 だから、もし、アナタの献血によって救われた誰かが元気になって、オンラインゲームでマッチングされたとしても、感謝するどころかガチで向かってきますし、最悪の場合は煽ってくるかもしれません。なにそれ腹立つ。

 そんな素敵なマッチングが世界中で起きればいいなと思いますが、現実では今も駅や広場で「献血にご協力をお願いします!」と声を枯らしてくれる人がいて、毎日「1万3000人の献血を集める為」に頑張ってくれています。

 この「カモン」がアナタに届いたなら幸いです、そして、願わくは、アナタの「カモン」がどこまでも響きますように。


撮影協力:【阪急グランドビル25献血ルーム】

〒530-0017
大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル25階
TEL:0120–376759

阪急グランドビル25献血ルーム

 窓から大阪梅田のランドマーク「ヘップファイブの観覧車」が見えるので、リア充を見ると血圧が上がる人は要注意です。

漫画がいっぱい

漫画もいっぱいあるので、ジュースとお菓子を頂きながらの読み放題なのです♪

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