瞬発力 vs 持久力

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がんばれカトルくん
業務日報編【第5話】

カトルとネグロ2

業務日報:10月13日(金)くもり 
担当:カトル 

■AM9:00-10:30 
 店内清掃、焙煎作業、ランチサラダ準備、腕立て20回、腹筋20回、背筋5回 
※プロテインの追加発注お願いします(イチゴ味) 

■AM10:30-11:00 
 ランチの告知内容「スタミナ定食」 

■AM11:00 
 開店:腕立て10回、腹筋10回、背筋ムリ 

■PM12:00 
 ピークタイム 死ぬかと思った 

■PM15:00 
 ランチ終了 
 でもランチの告知ボードが重くて片付けられなかったのでランチ続行 

■PM17:00 
 閉店 
 もうダメだ・・・店長、店内清掃と売上金整理おねがいします

スミス「えっ、カトルくん持久力なさ過ぎっ。これでよく持久力チームに投票しましたね」

カトル「ネグロのやろーのしゅんしゅん瞬発力をねじ伏せてやります」

スミス「どの口がそんなコト言うんですか。それと、腹筋と背筋は同じ回数やらないと猫背になりますよ」

カトル「・・・背中の傷は剣士の恥だ」

スミス「背筋5回で怪我する方が恥ずかしいです。さぁ、着替えてトレーニングをしましょう」

カトル「・・・今日は疲れたのでもう帰って寝ます」

スミス「えっ、閉店後は明日のフェスのトレーニングの予定でしたよね」

カトル「・・・まってろネグロめ、来月のフェスでコテンパンにしてやる」

スミス「あ、問題を先延ばしにするダメな考え方ですね。前回の悔しさをもう忘れちゃったんですか?」

カトル「・・・」

スミス「しゅんしゅん」

カトル「・・・しゅんしゅん」

スミス「しゅんしゅんしゅん」

カトル「しゅんしゅんしゅんしゅんしゅんあんぱんあんぱんあんぱん!ネグロぶっころす!トレーニングしましょう!」

スミス「そうですね、その意気です。あんぱん?」

カトル「店長、あいつの瞬発力に勝つ為にはどうすればいいですか?前回のお祭りでは確定数のあと一発が当たらなくて撃ち負けました」

スミス「そうですか。カトルくんはエイムには【3種類のエイム】がある事を知っていますか?」

カトル「ガバエイムと、クソエイムと、あと1つは忘れました」

スミス「瞬間エイムと、追いエイムと、置きエイムです」

カトル「あー、そっちね、そっちかー」

スミス「瞬間エイムは文字通り、補足した敵に瞬間的に照準を合わせて攻撃するエイム。追いエイムは攻撃を開始した後も回避しようとする敵を狙って当て続けるエイム。置きエイムは敵が現れる場所を予測して照準を合わせておくエイムです」

カトル「なるほどですね、つまり、追いエイムを鍛えてネグロの瞬発力を無力化すればいいんですね」

スミス「いいえ、瞬間エイムと置きエイムを使います」

カトル「あー、そっちね、そっちかー」

スミス「マニューバーのスライドは追いエイムを回避するのが得意なので、追うと相手の思うツボです」

カトル「じゃあ瞬間エイムと置きエイムをどう使うんですか?」

スミス「マニューバーは2回目のスライドで必ず硬直するので、2回目のスライドの硬直地点を予測して置きエイムに近い瞬間エイムで勝負をかけましょう」

カトル「2回目のスライドまでは攻撃しないんですか?」

スミス「いいえ、強いマニューバー使いは硬直の弱点をよく知っているので、簡単に2回目のスライドを切りません。でも、カトルくんのスプラシューターの方が射程が少し長いので、その距離を保って戦えば必ず2回目のスライドを切るタイミングが訪れます、そのチャンスを逃さないでエイムを合わせられるかどうかが勝負の分かれ目ですね」

カトル「よし、さっそくトレーニングをお願いします!」

スミス「燃えてますね。がんばりましょう」

チリンチリン♪(お店のドアベルの音) 

スミス「・・・すいませんお客様、今日はもう閉店なんです」

カトル「あ!お前は・・・ネグロ!」

ネグロ「そうか・・・残念だ。また来る・・・」

カトル「ふっふっふっ、待てネグロ、おまえのしゅんしゅんはもう完全に攻略した。明日のお祭りがお前のしゅんしゅんの命日だ、首を洗ってまっていろ」

スミス「カトルくんのザコ感がすごい」

ネグロ「しゅんしゅん?・・・ああ、楽しみにしている。いいバトルにしよう」

カトル「減らず口を叩いていられるのも今のうちだぞ。明日のお祭りは持久力チームの完全勝利だ」

スミス「いい子だよ?ネグロくん絶対いい子だよ?」

ネグロ「そうか・・・オレも持久力チームに投票したんだ。お互いがんばろう」

カトル「えっ」

スミス「えっ」

ネグロ「えっ」

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