そもそもラグってなーに?

ラグ【lag】:遅延。ずれ。ノロノロ歩く。

 オンラインゲームをプレイしていると必ず耳にする「ラグ」という言葉。

「はい、ナンシーの方がジョンよりもラグいです」とか「はい、ジョンはナンシーほどラグくありません」とか「いいえ、ナンシーが持っているのはラグスイッチです」とかって使い方をします。

 でも、そもそもラグっていったい何なのでしょうか?

ラグの有無が勝敗を決定づける

 オンラインゲームにおける【ラグ】とは、主に「TIME LAG(時間的な遅延)」を指します。

 鉄拳、バーチャファイターのような「格闘ゲーム」や、スプラトゥーンのような【TPS※1】、BATTLEFIELD、Call of Duty をはじめとする【FPS※2】では、「ラグの有無が勝敗を決定づける」と言っても過言ではなく「競技性の高いオンラインゲームで勝つ為に最も重要な要素」なのです。

※1【TPS】:Third Person Shooter(プレイヤーの背中が見えてるやつ)
※2【FPS】:First Person Shooter(プレイヤーの手だけ見えてるやつ)

時間的な遅延

  もし、アナタのプレイ環境がラグを抱えていて「時間的な遅延」が発生すると「相手の時間とアナタの時間がズレる」という現象が発生します。

 これにより、アナタのプレイ画面では「相手の弾が1発当たった所」なのに、相手のプレイ画面では「すでに2発目が当たっている」ということが起きたり、アナタのプレイ画面では「避けている」はずの攻撃が、システム上では「当たっている」ということが起きたりするのです。

ハリセンでカトルを殴るパオ

 PINGの測定で計測した値は、アナタのインターネット回線に存在する「時間的な遅延」の平均値を表しています。

 例えば、Ping値の測定の結果が「3ms」だった超安定のAさんと、「70ms」だったラグ持ちのBさんが対戦した場合、BさんはAさんより67ms遅れた世界でプレイしている事になります。(70ms – 3ms = 67ms)

【1ms=0.001秒】

 つまり「67ms=0.067秒」の時間的な遅延が発生している訳です。

 でも、人間の反射速度(脳から筋肉へ信号を出すスピード)の平均値は「200ms=0.2秒」と言われていますし、トップアスリートでも「100ms=0.1秒」が反射速度の限界値だと言われていますから、0.067秒くらいズレたところで誤差の範囲、プレイにはなんの影響ないんじゃないでしょうか?

見えているのは「0.067秒前の世界」

 では、スプラトゥーンに例えてみましょう。

 プロモデラーという連射速度(1発を撃つスピード)が丁度「0.067秒」のブキがあります。

 もし、AさんとBさんがプロモデラーで同時に撃ちあった場合、Aさんの初弾が必ず先に当たり、確定数の5発を先に撃ち終わるので、Bさんは何度やってもAさんに撃ち負けます。

 もっと言うと、Bさんのプレイ画面で見えている「Aさんの映像」は「0.067秒前の世界」なので、同時に撃ち合うことすらできません。

 こういった流れの中でも遅延は重なり、瞬間的に増えるので「Ping値50ms以上」は致命的と言えますし、上位勢の超反応の前では「Ping値30ms以上」の微ラグも同じく致命的になるでしょう。

 どんなにエイムを鍛えても、どんなにタチマワリを覚えても「同じ実力のプレイヤー」が相手だった場合は、Ping値が低い方(ラグが少ない方)の勝率が高くなります。

 大事なコトなので2回言いますが「ラグの有無が勝敗を決定づける」と言っても過言ではなく競技性の高いオンラインゲームで勝つ為に最も重要な要素なのです。

スミス店長

スミス店長

店長のウデマエ

■スプラトゥーン:カンスト(エリア)
■スプラトゥーン2
・エリア、ホコ、ヤグラ:カンスト(旧S+50)
・アサリ:X
【尊敬するイカ】:あとばるさん

カテゴリー: