ラグい方が有利じゃないの?

ラグの対策【基本編❹】

 インターネットには、今、この瞬間にも、膨大な情報が蓄積され続けていて、Google先生の検索フォームを叩いて表示される情報の量は、すでに24年分以上になっています。(2019年4月現在)

 しかし、その全てが正しい知識とは限りません。企業や個人の利益の為にねつ造された情報、権力者の都合で捻じ曲げられた情報だって紛れ込んでいるかもしれません。

 インターネットの情報は、今のところ「受け取る側の見極める力」に依存する未熟なデータの集まりなのです。

 例えば、無責任なアフィリエイターが「オンラインゲームに向いていますよ」と勧める『v6プラス』を信じて導入してしまった人のNintendo Switchを「NATタイプA」にする事はできません。(※)

※v6プラスはDMZ(全ポート開放)ができない。
v6プラスで Nintendo Switch をNATタイプAにする方法はない参照)
※総合的な理由でv6プラスにした方が良い場合もあります、ラグの対策【中級編】【v6プラス】についての注意を参考に検討してください。


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上位勢にラグい人はいない 

 当然の事ですが、競技性の高いオンラインゲームの上位勢にラグい人はいません。

 また、上位勢ではなくとも、いわゆる「ガチ勢」と呼ばれるコミュニティでは、チームに所属するにも、交流戦や対抗戦にエントリーするにも「低Ping値」は必須の条件であり、暗黙の了解です。つまり『誰も口には出さないがみんなが知ってるルール』なのです。

 彼らは「ラグの有無が勝敗を決定づける」と言っても過言ではなく「競技性の高いオンラインゲームで勝つ為に最も重要な要素」である事を知っているコミュニティに属しているからです。

 もし、仮に、「ラグい方が有利」であるのだとしたら、上位勢は「ラグいプレイヤー」が過半数を超え、チームのメン募は「ラグい人募集中♪」となるはずですが、永遠にそんな日は来ないでしょう。なぜなら、

「ラグい方が不利だから」なのです。

 でも「ラグい方が有利じゃん」って言いたい人の気持ちも分かりますし、実際に「ラグ持ち」のプレイヤーは倒しにくいです。
じゃあ同期ズレってなーに?参照

 どんなに自宅の通信環境を整えても、敵や味方の回線にラグがあれば必ずその影響を受けてしまうのが現在の非同期型オンラインゲームの宿命なので、ストレスを感じるプレイヤーは多いのです。

 FPS/TPSを例にあげれば、ラグの無いプレイヤーとの対戦と、ラグ持ちのプレイヤーがいる対戦とでは「エイムの方法」を変えなければいけません。

 ラグの無いプレイヤーに対してはモニターの映像を信用できますが、ラグ持ちのプレイヤーに気が付いたら、そのプレイヤーに対してのみ「見えない現在地への偏差撃ち※」を強いられます。

※偏差撃ち=移動している目標に対して、その少し前をエイムして撃つ射法。目標の移動速度に対して弾速が遅い場合、着弾までにタイムラグが生じ、目標そのものをエイムしても後方に外れる為。

同期ズレ1

 対して、ラグ持ちのプレイヤーは「普段からラグい世界」でプレイしているので、この「見えない現在地への偏差撃ち」が感覚的に身についています。そして、ラグのないプレイヤーが「ラグい世界」に適応できていない場合は、「相手の初弾が当たらない」というイニシアチブを持っています。これが「ラグい方が有利」と言われている理由です。

でも、それだけです。

 ラグがないプレイヤーはラグいプレイヤーより「数フレーム先の世界」にいるので、圧倒的に有利なのです。ラグが酷いプレイヤーがいたなら、「見えない現在地を見極めて撃つ」ようにエイムをほんの少しズラしてみましょう。

 また、ラグいプレイヤーと遭遇する確率が高い場合は「自分もラグい」可能性があります。(運営は通信品質が同等のプレイヤーをマッチングさせる傾向にある為)

 スマブラのシールド発生は1フレーム(16.7ms)ですし、スプラトゥーンの敵インクを踏んだダメージ判定も1フレーム(16.7ms)なので、Pingの測定で回線のPing値が「30ms以上(2〜3フレーム)」ならば立派な微ラグ持ちですし、Ping値が「50ms以上」だったなら、対戦相手のラグについてとやかく言うのはやめておきましょう。

 そして、もし自分にラグがなかったとしても、対戦相手やフレンドさんのラグにはイライラしない方が良いのかもしれません。「他人の通信品質」を変える事は出来ないのですし、イライラするとお腹がへります。

0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ もくじ
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CHAPTER 1
ラグの対策【準備編】

まずは回線をチェックしましょう

  1. はじめに
  2. Nintendo Switch の回線速度テスト
  3. Ping値の測定

CHAPTER 2
ラグの対策【基本編】

今さら聞けないラグの基本

  1. ラグいと起きる10のコト
  2. そもそもラグってなーに?
  3. じゃぁ同期ズレってなーに?
  4. ラグい方が有利じゃないの?
  5. チックレートってなーに?

CHAPTER 3
ラグの対策【初級編】

今すぐ出来るラグの対策

  1. ラグの原因になる10のポイント
  2. ルーターの再起動
  3. タコ足配線もラグの原因です
  4. テレビの設定
  5. Switch本体の設定
  6. ラグの多い時間帯

CHAPTER 4
ラグの対策【中級編】

ゲーマーのラグ対策

  1. 中級編のはじめに
  2. LANケーブルを替える
  3. LANアダプタを替える
  4. ゲーミングルーターを使う
  5. ゲーミングモニターを使う
  6. ゲーミングヘッドセットを使う
  7. 【v6プラス】についての注意
  8. 回線業者とプロバイダーを替える

CHAPTER 5
ラグの対策【上級編】

ガチ勢のラグ対策

  1. Nintendo Switch を
    NATタイプAにする方法❶
    【NATタイプAってなーに?】
  2. Nintendo Switch を
    NATタイプAにする方法❷
    【IPアドレスの固定】
  3. Nintendo Switch を
    NATタイプAにする方法❸
    【ポートの開放】
  4. フレッツ光のHGW(ホームゲートウェイ)に
    他社ルーターを接続する方法
  5.  
  6. v6プラスで Nintendo Switch をNATタイプAにする方法はない
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