ラグの原因になる10のポイント

 FPS/TPSや格闘ゲームなど、競技性の高いオンラインゲームのプレイに、「無線LAN接続(Wi-Fi)」は向いていないので、『有線LAN接続』でプレイしていることを前提に解説します。

❶インターネット

イラスト|kakapo

 ゲームホストや対戦相手の通信環境によるラグなど、他人の通信環境に起因するラグは、対策する方法がありません。イライラしないように、お水を飲んだり、肩をギューってしたり、猫の動画を観たりして落ち着きましょう。

❷プロバイダー

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 プロバイダーは、インターネットの出入り口なので、Ping値(応答速度)はプロバイダー(設備・システム)の影響を受けます。

 自宅の通信環境を完璧に整えても、プロバイダー側の設備で遅延が発生する場合は、プロバイダーを変更するしかありません。

 住んでいる場所や建物の構造によってもベストなプロバイダーは違いますし、家族の同意を必要とする場合もあるので、出来る限りのラグ対策をしても改善が無かった場合に限り、検討をオススメします。

❸回線業者

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 回線業者は、インターネットの通信を行う「物理的な線」を提供しています。

 ほとんどのプロバイダーが「NTT回線」を利用していますが、2001年にNTTに対する「未使用の光回線の解放」が義務付けられてからは、自社回線を持つプロバイダーが増えました。

 プロバイダーと同じく、住んでいる場所や建物の構造によってベストな回線業者は違いますし、フレッツ光以外の光回線を利用できる地域はまだ限られているので、出来る限りの対策をしても改善が無かった場合に限り、検討をオススメします。

❹住んでいる場所(距離)

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 プロバイダーの接続点が東京に集中している理由から、オンラインゲームのラグは、東京から離れるほど大きくなる傾向にあります。

 光信号の遅延は「1km = 5μs(マイクロ秒)」なので、東京→大阪で「5ms以上」、東京→沖縄(北海道)で「10ms以上」の遅延がプラスされます。

 出来る限りの対策をしてラグを最小に押さえましょう。

❺ONU

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【ONU】:Optical Network Unit

 ONUは、光回線で利用する「光信号」を、ゲーム機やスマホが利用する「デジタル信号」に変換してくれる機械です。

❻ルーター

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 ONUには1台の端末しか接続できません※1。そこで、パソコンやゲーム機、スマホやタブレット等、複数の端末を同時に使えるようにしてくれるのがルーターです。

 ルーターはプロバイダーからレンタルできますが、ゲーム専用のゲーミングルーターを使用することでよりラグが少なくなります。

※1)ルーター機能を持ち、複数の端末を接続できるONUもあります。

❼LANケーブル

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 LANケーブルは、ONU、ルーター、ゲーム機などを接続するための配線ケーブルです。

 安価なので疎かにされがちですが、形状・カテゴリー・長さなど「Ping値」に影響する要素もあるので、プロゲーマーやガチ勢はLANケーブルにもこだわります。

 ずいぶん前から業者が設置したケーブルを使っている場合は、念のためカテゴリーを確認したほうがいいかもしれません。

 また、Wii専用のLANアダプタをSwitchで使用するのもラグの原因になるので、買い替え検討をオススメします。

❽Switch本体の設定

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 Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)本体の設定をカスタマイズして、回線速度やPing値を安定させたり、ルーターの設定と合わせてマルチプレイに適した環境にすることができます。

❾TV・モニター

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 テレビには「表示遅延(入力遅延)」と「応答速度」という2つのラグがあります。

 テレビの設定を変更してラグを軽減したり、ラグが少ないゲーミングモニターを導入することで改善する可能性があります。

❿プレイヤー(中の人)

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 プレイヤー自身の反射神経や状況判断の速度も、根本的な遅延のひとつと言えます。周辺視野のトレーニング方法や、反射神経のトレーニング方法を解説します。(近いうちに…?)

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