Nintendo Switchを
NATタイプAにする方法❷
【IPアドレスを固定する】

ラグの対策【上級編❷】

【注意①】ラグの対策「準備編」から「中級編」までの対策を行なっている、またはそれに準ずる「通信品質が安定した回線」であることを前提に解説します。

【注意②】NATタイプをAにする設定は通信速度を速くする設定ではありません。また、通信品質の悪い回線でNATタイプをAにすると、通信エラーが増える可能性があります。

【注意③】設定する場所や数値を間違えるとSwitchがインターネットに繋がらなくなる事もあるので「慎重かつ自己責任」で行なって下さい。

※こどものイカさんはおうちのひとといっしょにやってね♪

 それでは早速、具体的な設定をしていきましょう。


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SwitchのIPアドレスを固定する

①ホーム画面から【設定】を選択する

設定を選択する画面

②【インターネット】を選択する
※現在のIPアドレスをメモ【重要】
③【インターネット設定】を選択する

メモを促す画像
(※現在のIPアドレスをメモ)

ぐるぐるぐる〜ってなる

くるくるくるってなってる画像

④【有線接続】を選択する

設定画面の画像

⑤【設定の変更】を選択する

設定の変更を選択する位置

⑥【IPアドレス設定】を選択する

IPアドレスの設定を選択する位置

◉【手動】を選択する

手動を選択する画面

⑦【IPアドレス】を選択する

IPアドレスの選択をする位置

⑧SwitchのIPアドレスを決める【重要】

IPアドレスを入力する画面

 ②でメモしたIPアドレスを参考にSwitchのIPアドレスを決めます。ネットワークの設定に慣れていない人が間違えやすい項目ですし、残念ながら間違った解説をしているサイトやブログをチラホラ見かける部分でもあるので、一度、深呼吸をして落ち着いてから設定して下さい。

IPアドレスの構造を解説した画像

【A】は共通の番号なので[192.168.]を入力。

【B】はルーターを製造したメーカーや、ルーターを提供(レンタル)している回線業者やプロバイダーで変わります(自分で変更していない限り)。

・NTT[192.168.001.]
・ASUS[192.168.001.]
・BUFFALO[192.168.011.]
・ロジテック(ELECOM)[192.168.002.]

 等々、メーカーによって違うので、間違えがないように「②でメモした数値」を参考に入力して下さい。

【C】はSwitchに固定したい任意の番号を入力します。「②でメモした数値」をそのまま入力してもOKですが、せっかくなので好きな数字を入れてみましょう。

【C】で扱えるのは[000〜255]の間の数値なのですが、 Switchに指定できるのは[002〜254]の間の数値です。

([000]はネットワーク全体を示す数値、[001]は基本的にルーターが使用する数値、[255]はホスト部すべてを示す数値なので指定できません)

 また、インターネットに接続できるデバイス(PCやスマホやタブレット)が複数ある場合、[002〜010]等の若い番号はすでに他のデバイスが使用している可能性があるので避けた方が無難です。(※)

※通常、ルーターは若い番号から自動でIPアドレスを割り振る為。
※番号が被るとインターネットに接続できません。

 一人暮らしの場合は「005」以上の数値を設定すれば大丈夫かもしれませんが、同居している家族が多い場合は[030]以上の数値からチョイスした方が安心かもしれません。

 もし、兄弟が200人いる場合は思い切って一人暮らしをするのも手です。しかし、妹が200人いる場合ならIPアドレスの固定なんてもうどうでもいいじゃ(以下略)。

 因みに店長は、元アルゼンチン代表「パブロ・アイマール」が大好きなので、彼の背番号「21」を設定しています。

IPアドレスを入力する画面
 (固定したい番号を入力して【OK】を押す)

⑩【サブネットマスク】を選択する

サブネットマスクを選択する画面

⑪[255.255.255.000]を入力する
⑫【OK】を押して設定

サブネットマスクを入力する画面

 ネットワークの範囲を指定する為の数値を「サブネットマスク」といいます。でも、ネットワークの範囲を制限したい特殊な場合以外は[255.255.255.000]でOKです。

⑬【ゲートウェイ】を選択する

ゲートウェイを選択する画面

⑭ゲートウェイを入力する

ゲートウェイを入力する画面

 ゲートウェイは「出入り口」って程の意味で、今回の場合は「ルーターのIPアドレス」を指します。

 Switchくんに「インターネットの世界に用事がある時はこのルーターに頼んでね」と、教える設定だと思ってください。

ルーターの番号を解説した画像

 ルーターを通常モードで使用している場合、一般的なルーターのIPアドレスの下3桁は[001]です。

・NTT[192.168.001.001]
・ASUS[192.168.001.001]
・BUFFALO[192.168.011.001]
・ロジテック(ELECOM)[192.168.002.001]

 等々、ゲートウェイはルーターのメーカーによって違うので、間違えがないように「②でメモした数値」を参考に入力して下さい。「②でメモした数値」の下3桁を[001]にしたものがゲートウェイ(ルーターのIPアドレス)です。

※ルーター機能付きホームゲートウェイに、購入した別のルーターを通常モード以外で接続している場合は[001]では接続できない場合があります。でも、その接続が出来る人は分かってる人だと思うので今回は解説を省きます。(番外編で解説)

ゲートウェイを入力する画面
(ゲートウェイを入力して【OK】を押す)

⑯【優先DNS】を選択する

有線DNSを選択する画面

⑰[008.008.008.008]を入力する

有線DNSを入力する画面

 オンラインゲームに適したシステムと設備を持つ「優秀なプロバイダー」と契約している場合は[008.008.008.008]を設定するとPing値が若干高くなる場合がありますが、NTTのホームページに乗ってるプロバイダーと契約している場合は、問答無用で[008.008.008.008]を設定しておきましょう。

かもめインターネットGaming+ちょっパヤ!ネット、等のハイスペックな設備をもったプロバイダーと契約している場合は「⑭ゲートウェイを入力」で設定した[ルーターのIPアドレス]を設定した方が回線速度とPing値がさらに安定する可能性があるので、両方を比べて測定結果の良い方を設定しましょう。

※008.008.008.008は、Googleが一般公開しているDNSサーバー(Public DNS)です。オンラインゲームに適したプロバイダーよりPing値はやや劣りますが、日本の一般的なプロバイダーのDNSサーバー性能と比べれば段違いです。

※v6プラス(IPv6)用にGoogleが一般公開しているDNSサーバーは「2001:4860:4860::8888」と「2001:4860:4860::8844」ですが、SwitchはIPv6に対応していないので設定できません。

有線DNSを入力する画面
(優先DNSを入力して【OK】を押す)

⑲【代替DNS】を選択する

代替DNSを選択する画面

⑳[008.008.004.004]を入力する

代替DNSを入力する画面

 優先DNSと同じく、一般的なプロバイダーの場合は[008.008.004.004]を設定しておきましょう。

 ちなみに、かなり前に「ネットが速くなる」と話題になった、NTT AmericaのDNSサーバー[129.250.35.250]と[.251]は、Public DNS ではありません。

 NTTと契約していない人がこのDNSサーバーを使用する事は、他人の家に内緒で上がり込んで、テレビで「もふもふモフモフ(NHK)」を観ながら、戸棚にあったポテトチップスを食べるようなものです。

 知らずに設定してしまった場合は変更しておきましょう。

かもめインターネットGaming+ちょっパヤ!ネット、等をプロバイダーにチョイスしている場合は「⑭ゲートウェイを入力」で設定した[ルーターのIPアドレス]を設定した方が回線速度とPing値がより安定する可能性があるので、両方を比べて測定結果の良い方を設定しましょう。

※008.008.004.004も、Googleが一般公開しているDNSサーバーです。セキュリティも申し分ありません。

代替DNSを入力する画面
(優先DNSを入力して【OK】を押す)

㉒【MTU】を選択する

MTU値を選択する画面

㉓MTU値を入力する

MTU値を入力する画面

 1フレームで転送できるデータの最大値を指定する設定です。(初級編❺「MTU値の設定」参照

・NURO光=1500
・auひかり=1492
・フレッツ光=1460(v6プラス)
・フレッツ光=1454
(ドコモ光=1454)
(ソフトバンク光=1454)

を設定して下さい。契約している回線がわからない場合は、「MTU値の設定」を参考にMTU値を確認してから設定して下さい。

MTU値を入力する画面
(優先DNSを入力して【OK】を押す)

㉕【保存する】を押す

保存するを選択する画面

㉖【有線でインターネットに接続】を選択する

有線でインターネットに接続するを選択する画面

「接続しました」を確認する画面

 お疲れ様でした。「接続しました。」が出れば「SwitchのIPアドレスの固定」は成功です。

 店長も喋り続けて喉が乾きました。コーヒーを入れますのでちょっと休憩にしましょう。

 次回は「ポートの開放」を解説します。

0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ もくじ
0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ もくじ

CHAPTER 1
ラグの対策【準備編】

まずは回線をチェックしましょう

  1. はじめに
  2. Nintendo Switch の回線速度テスト
  3. Ping値の測定

CHAPTER 2
ラグの対策【基本編】

今さら聞けないラグの基本

  1. ラグいと起きる10のコト
  2. そもそもラグってなーに?
  3. じゃぁ同期ズレってなーに?
  4. ラグい方が有利じゃないの?
  5. チックレートってなーに?

CHAPTER 3
ラグの対策【初級編】

今すぐ出来るラグの対策

  1. ラグの原因になる10のポイント
  2. ルーターの再起動
  3. タコ足配線もラグの原因です
  4. テレビの設定
  5. Switch本体の設定
  6. ラグの多い時間帯

CHAPTER 4
ラグの対策【中級編】

ゲーマーのラグ対策

  1. 中級編のはじめに
  2. LANケーブルを替える
  3. LANアダプタを替える
  4. ゲーミングルーターを使う
  5. ゲーミングモニターを使う
  6. ゲーミングヘッドセットを使う
  7. 【v6プラス】についての注意
  8. 回線業者とプロバイダーを替える

CHAPTER 5
ラグの対策【上級編】

ガチ勢のラグ対策

  1. Nintendo Switch を
    NATタイプAにする方法❶
    【NATタイプAってなーに?】
  2. Nintendo Switch を
    NATタイプAにする方法❷
    【IPアドレスの固定】
  3. Nintendo Switch を
    NATタイプAにする方法❸
    【ポートの開放】
  4. フレッツ光のHGW(ホームゲートウェイ)に
    他社ルーターを接続する方法
  5.  
  6. v6プラスで Nintendo Switch をNATタイプAにする方法はない
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