
ご存知の通り、ガチアサリは「ほぼ、すべての場面で個の力を要求される」ので、個人戦術だけで勝率を上げることは難しいかもしれません。
とはいえ、イカフェッショナルたるもの、勝敗をただ運に任せるわけにはいきませんし、キルが苦手なイカさんタコさんも楽しくチャレンジできるように、『ガチアサリ篇』を解説していこうと思います。
「チームに貢献したいのに、アサリは何をしたらいいか分からない」、そんな優しいイカさんタコさんのお役に立てれば幸いなのです。
❶ランニングバック

- 【仕事】アサリを運んでシュートする
- 【速さ】
- 【キル】
- 【帰陣】
ガチアサリを敵陣に運んでシュートを決める光速の足を持つイカそれが「ランニングバック※1」です。
※1)【ランニングバック】:アメフトの攻撃側ポジション
ガチアサリには「ロングパス」の概念が無いので、「全員ランニングバック」が最強の布陣です。担いだブキがなんであれランニングバックは必ず担当できるようにしておきましょう。
また、シュートに成功した後も「攻撃フェーズを少しでも延長」できるように、ゴール周囲を塗り固めたりして「ミカタの追加得点をサポートする」までをランニングバックの仕事だと思いましょう。
また、どんなに敵陣深くに侵入していても、自軍ゴールが脅かされそうな状況では「迷わず帰陣するジャッジの速さ」も必要です。
❷リードブロッカー

- 【仕事】ランルートの確保
- 【勇気】
- 【キル】
- 【ヌル】
敵ディフェンスから味方のランニングバックを守りつつ、ランルートを確保するポジションが「リードブロッカー※2」です。
※2)【リードブロッカー】:アメフトでボールキャリアの前に立ちディフェンスからボールキャリアを守る役割
リードブロッカーは「味方のランニングバックがシュートするまで守りきること」が使命なので、途中で相打ちに倒れることはなるべく避けたい所です。
また、ランニングバックがシュートを決めた後は、「自分が持っているアサリは全て入れきる」までが、リードブロッカーの仕事だと思いましょう。
対人に自信が無い場合は、「ボムピッチャー」や「バブルランチャー」を併用するなどの工夫をして、できるだけ役割の成功確率を上げていましょう。
❸ラインバッカー

- 【仕事】敵の攻撃を止める
- 【冷静】
- 【キル】
- 【忍耐】
敵のランニングバックや、リードブロッカーの攻撃を止める役割が「ラインバッカー※3」です。
※3)【ラインバッカー】:アメフトの守備側ポジション
ガチアサリはサッカーではないので、自陣ゴールに引きこもってゴールキーパーのように守ると、慢性的に攻撃の人数が足りなくなり、防戦を強いられる時間が多くなるため、あまりメリットはないかもしれません。
よって、敵のランニングバックが攻めてきたとき、「最も近くにいる人」が守備(ラインバッカー)を担当する方が効率がよいでしょう。
❹タイトエンド

- 【仕事】全ての役割をそつなくこなす
- 【機転】
- 【キル】
- 【自制】
ガチアサリは「目の前の相手を倒せる力」が要求されるルールなので、キル能力の不足を戦術(タチマワリ)で補ってきたイカフェッショナルにとっては、「最も苦戦を強いられるルール」と言えます。
しかし、突出したキル能力で相手をねじ伏せてきた「ファンタジスタ」や「エースストライカー」でも、アサリルールに存在する「同時に存在する複数のオブジェクト(敵味方のガチアサリ)」を、たった1人で管理し続けることなど、ベストコンディションでも不可能なはずです。
一般プレイヤーである私達は、「味方のアイデア」や「敵の狙い」をなるべく早く理解して、そのとき最も有効な役割を担当できる「タイトエンド※4」を目指しましょう。
※4)【タイトエンド】:アメフトの攻撃側ポジション。ブロックやパスプレーの複数の役割をこなせる器用な選手が担当
そして、ガチアサリで最も大切なことは、どんな辛いマッチングでも、「アハーハー♪アリエナーイ♪」と笑って、楽しくチャレンジする自制心を持つことだと思います。