ガチアサリの4つの役割
CHAPTER 6-1

ついに来ました【ガチアサリ篇】。
多くの同胞達をモンスターハンなんとかや、フォートナイなんとかに旅立たせ、百戦錬磨の傭兵達をCODやBFに帰らせてしまった曰く付きのルールです。
ガチアサリの登場以来、食卓にアサリの味噌汁が出ると、お父さんのアサリは1つ残らず強奪され、レストランでボンゴレを注文した客は、アサリが足りないと「カモン!カモン!」と呼び出しベルを連打し、スーパーの鮮魚売り場では『熊本県産アサリ:118円(100g)』が9個だった為に、担当者が人でなし呼ばわりされています。(何ひとつ起きていません)
言いたい事は山ほどありますが、「それでもイカを愛してる勢」の1人として攻略法を解説していきたいと思います。
しかし、結果的には「ガチアサリに攻略法なんか無いやい」と解説することになるかもしれません。
なぜなら、ガチアサリルール下では、すべての場面で個の力を要求されるので、「マッチングシステムに抗う事が非常に難しい」のです。
つまり、「キルが取れないミカタ」や「わかってないミカタ」をより多く引いた方のチームは、バトル開始前に「すでに負けが確定している」と言っても過言ではないのです。
マッチング運が「ほぼ勝敗を左右するルール」、もはや、
すごく時間を使うジャンケンです。
が、しかし、だからと言ってイカフェッショナルたるもの、勝敗をただ運に任せるわけにはいきませんし、この辺りでやめておかないと文句だけでこの記事が埋め尽くされてしまいます。
ガチアサリは「個人技を鍛える」にはもってこいのルールでもあるので、楽しくチャレンジするアイデアとしての【ガチアサリ篇】を書いてみる事にしましょう。
ガチアサリで【ウデマエX】を達成できていないイカさんタコさんに共通する、「チームの勝利に貢献したいけど、ガチアサリは何をしたらいいか分からない」という悩みのヒントになれば幸いです。
❶ランニングバック

【仕事】アサリを運んでシュートする
【速さ】
【キル】
【帰陣】
ガチアサリを敵陣に運んでシュートを決める「光速の足を持つイカ」それがランニングバックです。
詳しくは後の章で解説しますが、ガチアサリにロングパスの概念が無い以上、「全員ランニングバック」が最強の布陣なので、担いだブキがなんであれランニングバックを担当できるようにしておきましょう。
ガチアサリのシュートに成功した後、攻撃フェーズを少しでも延長できるようゴール周囲を塗り固めたりして「ミカタの追加シュートをサポートする」までがランニングバックの仕事です。
また、どんなに敵陣深く侵入していても、自軍ゴールが脅かされそうな状況では「迷わず帰陣するジャッジの速さ」も光速になりましょう。
❷リードブロッカー

【仕事】ランルートの確保
【勇気】
【キル】
【ヌル】
自軍ランニングバックの前に立ち、敵軍ディフェンスからランニングバックを守りながらランルートを確保するポジションが「リードブロッカー」です。
詳しくは後の章で解説しますが、基本的に「全員ランニングバック」が最強なので、「最も早くガチアサリを作ったミカタの近くにいる人」が自動的にこの役割にシフトする事になります。
リードブロッカーは「ゴールまでランニングバックを守りきる」事が使命なので、途中で相打ちに倒れることは許されません。
また、ランニングバックがシュートを決めた後は「自分の持っているアサリを全て入れきる」までがリードブロッカーの仕事です。
対人に自信が無い場合は「ボムピッチャー」や「バブルランチャー」を併用する等して任務の成功確率を上げましょう。
❸ラインバッカー

【仕事】敵軍のランプレー(攻撃)を止める
【冷静】
【キル】
【忍耐】
敵のランニングバックや、リードブロッカーをキルして攻撃を止める役割が「ラインバッカー」です。
が、しかし、「ガチアサリはサッカーではない」ので、バトルの開始から終了まで「自陣側に引いて守備を担当する」事にあまりメリットはありません。
詳しくは後の章で解説しますが、やはり、「全員ランニングバック」が最強なので、敵のランニングバックが自陣に侵入した際に「最も近くにいる人」が自動的にこの役割にシフトする事になります。
敵のランプレーを完全に止め、リスポン→スパジャンしてくる後続の敵ランニングバックがいない事を確認してから、通常営業に戻りましょう。
❹タイトエンド

【仕事】全ての役割をそつなくこなす
【機転】
【キル】
【自制】
ガチアサリは、どのポジションを担当しても、必ず「マッチアップした相手を上回るキル能力」を求められる非情なルールであり、キル能力の不足をタチマワリ(戦術)で補ってきたイカフェッショナルにとっては、最も苦戦を強いられるルールと言えます。
他のルールを突出したキル能力で勝ってきた「ファンタジスタ」や「エースストライカー」でさえ、2つ以上のオブジェクトを制圧し続けるプレイは、ベストコンディションでも骨が折れるでしょう。
しかし、勝率を少しでも上げる為に「やれる事は全てやる」は、ガチマッチの真髄であり、イカフェッショナルの真骨頂なのです。
キル能力に自信がないイカさんタコさんは、敵味方の狙いや役割を瞬時に判断し、その時最も重要なポジションへ自分の役割を変える事ができる「タイトエンド」を目指しましょう。
そして、最も大切な事は、どんな酷いマッチングになっても「アハーハー♪アリエナーイ♪」と、怒りをコントロールする自制心を持つ事です。
次回は「ガチアサリの基本戦術」を解説します。