ガチアサリのフォーメーション

CHAPTER 6-6

ドラゴンフライ

 ガチアサリ篇では「全員ランニングバックが最強の布陣(フォーメーション)である」と言い続けてきましたが、逆に言うと「守備的なフォーメーションは弱い」という事でもあります。

 試合の開始から終了まで「ゴール前を守るミカタ」や「長射程ブキを担いで自陣に籠るミカタ」、いわゆる『ゴール守るマン』がいるとどうして勝率が悪くなるのでしょうか?

 ガチアサリ篇の最終章である今回は「ゴール守るマンは辞めよう」というお話と、起死回生の「必殺フォーメーション」ついて解説し、タチマワリの最終回を締めくくりたいと思います。

  1. ゴール守るマンがいると負けやすい理由
  2. ドラゴンフライ
  3. ゴールデンドラゴンフライ
  4. スピッツもフライできるはず
  5. ボンゴレ・ネロの作り方
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❶ゴール守るマンがいると負けやすい理由

 店長は東京(町田市)でフットサルチームの運営をしていた時期があるのですが、サッカーからフットサルへ転向する選手を「FIRE FOX(ファイルフォックス)の元監督」であり、フットサル界のカリスマである『眞境名オスカー(まじきな オスカー)』氏にご指導いただく素晴らしい機会がありました。

 オスカー氏は言います『サッカーが上手くてもフットサルが上手とは限らない。サッカーとフットサルは別のスポーツだし戦術も考え方もまったく違うのだから』

 オブジェクト(ボール)が複数存在するガチアサリに、チームスポーツ(集団球技)の戦術を応用する事はナンセンスですし、あまり意味がありません。

 しかし、『サッカーの考え方』よりも『バスケやフットサルの考え方』の方が「ガチアサリに向いている」と言う事はできそうです。

 そもそもの【競技人数】が近いですし、ガチアサリの【攻撃や守備の考え方】は『バスケやフットサル』のそれに近いのです。

フットサルのポジション

フットサルのフォーメーション

 上図はフットサルのポジションです。

【ピヴォ】はポルトガル語で「中心」って程の意味で、サッカーでいうところの『フォワード』に例えられます。いっぱいシュートします。

【アラ】はポルトガル語で「翼」って程の意味で、サッカーでいうところの『ミッドフィールダー』に例えられます。だいぶシュートします。

【フィクソ】はポルトガル語で「一定の」とか「安定した」って程の意味で、サッカーでいうところの『ディフェンダー』に例えられます。けっこうシュートします。

【ゴレイロ】はポルトガル語で「ゴールキーパー」ってそのまんまの意味で、サッカーでいうところのそのまんま『ゴールキーパー』です。そこそこシュートします。

 そうです、フットサルにシュートしないポジションはありません。サッカーでもディフェンダーが得点する事は珍しくもなんともないのですが、フットサルの【フィクソ】は、守備の要であることはもちろん、攻撃時にはパス回しの中心になり、サッカーでいうところの「司令塔」の役目を担います。

 バスケ経験者がフットサルをプレイすると比較的スムーズなのに、サッカー経験者がフットサルをプレイすると必ず混乱するのがこの「ポジション(役割)の考え方」です。

 サッカーは広いピッチに対応する為、エリア毎に「攻撃的なポジション(役割)」と「守備的なポジション(役割)」を分けて考えますが、バスケやフットサルでは「攻撃を中心にプレイ」したり、「守備を中心にプレイ」したり等、『攻撃と守備を分けて考えると必ず数的不利が生まれる』のです。

守備が足りない数的不利

フットサル(数的不利1)
図1

【図1】は「レッドチームのPIVO」が守備をサボって生まれた数的不利です。フットサルにオフサイドが無い事を知ったサッカー経験者が「カウンター」を狙いだすとこの形になります。

「レッドチームのPIVO」をガチアサリに例えるなら、敵陣ゴール裏に潜伏してカモンするアレです。(ガチアサリのプチ戦術③おーい風呂:参照)

攻撃が足りない数的不利

フットサル(数的不利2)
図2

【図2】は「レッドチームのFIXO」が右サイドのALAへパスを出した後、その後ろのスペースへ「守備的なサポート」に動いたシーンです。

 この場合、前線はいつまでも数的不利になるので、無茶をするか圧倒的な個人技がなければシュートには至りません。そして、これもサッカー経験者に多いプレイです。

「レッドチームのFIXO」をガチアサリに例えるなら、長射程ブキを担いで自陣から動かないタイプです。

全員攻撃と全員守備が基本

フットサル(数的不利3)
図3

【図3】は「レッドチームのFIXO」が右サイドのALAへパスを出した後、その前のスペースへ「攻撃的なサポート」に動いたシーンです。

 FIXOの移動距離がおかしくて、すごく足の速い人になってますがボールは前に進みました。

 競技人数が少ない「5人 vs 5人」のバスケやフットサルでは、パス&ゴー(パス&ラン)は通常営業であり、「全員攻撃、全員守備」という考え方が基本なのです。

ガチアサリの場合

ガチアサリ(数的不利1)
図4

【図4】はアジフライスタジアムでよく見る布陣です。

 グリーンチームの『A』がガチアサリを作り、『B』がサポートに行くところで、『C』と『D』は長射程のブキで援護したり塗ったりしているシーンでしょうか。

 対するパープルチームはゴールを守る守備陣形を作っています、『4』はリスポンして急いで守備陣形に加わるシーンでしょう。

ガチアサリ(数的不利2)
図5

 実は、アジフライスタジアムでよく見かける『C』と『D』がいわゆる「ゴール守るマン」であり、この2人の守備的ポジショニングによって前線には数的不利が生まれ、『A』と『B』はいつまでもアタッキングサードに侵入する事ができません。

 このフォーメーションの場合、シュートが成功するかどうかは『A』と『B』の個の力と運動量にかかっていて、それぞれが「2人分以上の仕事」をしない限りシュートには至りませんし、パープルチーム側からすればこんなに守りやすい相手はいません。

 そして『A』と『B』の「攻撃失敗=二枚落ち」はそのままグリーンチームの大ピンチに繋がります。

ガチアサリ(数的有利1)
図6

【図6】は攻撃が成功するシーンによく見る布陣です。グリーンチームは「全員攻撃」が出来ていて、パープルチームの『3』はカウンターを狙っているのでしょうか守備をサボっています。

 以上のように、ガチアサリでは「フットサル」や「バスケ」のように【全員攻撃、全員守備】を意識する事で、得点率や失点率をコントロール出来るのですが、『チーム全員の協力が必要』なのでマッチングに抗う事が非常に難しいのです。

 ガチアサリでイカフェッショナルが出来る事はただ1つ『サボっているミカタの分も汗をかいて走るだけ』なのですこんちくしょう。

 では、最後に店長オススメの「必殺フォーメーション」を紹介しましょう。

❷ドラゴンフライ

ドラゴンフライ

 ガチアサリを2つ作り、2人のランニングバックがそれぞれ別々のランルートからゴールに迫る攻撃フォーメーションを『ドラゴンフライ』と言います。

 ミカタに「ゴール守るマン」がいて、何度リードブロッカーを担当しても、数的不利でアタッキングサードへの侵入が上手くいかない場合にも有効です。

ドラゴンフライ-1

 ドラゴンフライ成功のコツは、通常のランニングバックと同様「なるべくアタッキングサードでガチアサリを完成させる」ことです。

 しかし、ミカタのランニングバックが生存していないとまったく意味をなさないので、場合によっては早めにガチアサリを完成させ、敵の守備を分散させたり撹乱させた方が有効に働く事もあります。

 バッテラ、ハコフグ、フジツボ等、ランルートがはっきり分かれているステージでは特に有効です。フレンドさんとの2リグでいろんなタイミングのドラゴンフライを試してみましょう。

※注意1:本来のドラゴンフライは日大フェニックス(日本大学アメリカンフットボール部)の篠竹幹夫監督が考案した「クォーターバックを2人配置する攻撃フォーメーション」です。
※注意2:本来のドラゴンフライの意味は『トンボ』です。

❸ゴールデンドラゴンフライ

ゴールデンドラゴンフライ

 ガチアサリを3つ作り、3人のランニングバックがそれぞれ別々のランルートからゴールに迫る超攻撃フォーメーションが『ゴールデンドラゴンフライ』です。

 敵軍に「ゴール守るマン」が複数いる場合や、序盤に大量リードを許してしまい後半ガチガチに守られた場合に有効です。

ゴールデンドラゴンフライ-1

 2リグなら比較的簡単に発動できるフォーメーションですが、ガチマではミカタが「ドラゴンフライ」を発動したときに、さらに重ねる以外にはタイミングをコントロールできないでしょう。

 この記事の執筆中にはステ変が来なくて、上図はショッツル炭鉱を採用していますが『B』のランルートは難易度が高いので、ホッケふ頭やチョウザメ造船等でのゴールデンドラゴンフライ使用をオススメします。

※注意:ゴールデンドラゴンフライも日大フェニックス(日本大学アメリカンフットボール部)の篠竹幹夫監督が考案した「クォーターバックを3人配置する攻撃フォーメーション」です。

❹スピッツもフライできるはず

スピッツもフライできるはず

 ガチアサリを4つ作り、幼い微熱を下げられないまま別々のランルートからゴールに迫る、隠したナイフが似合わない超絶攻撃フォーメーションが『スピッツもフライできるはず』です。

 ガチマでは狙ってガチアサリを4つ同時に作る事が難しく、さらに4方向から同時に攻める事は不可能に近いので、ウデマエが思い出になる前にやめておきましょう。(4リグでお試しください)

❺ボンゴレ・ネロの作り方

 本編より好評のアサリレシピシリーズも最終回です。前回持ち越しになった「ボンゴレ・ネロ」ですが、イカ墨ペーストが手に入ったので作ってみました。

 ちなみにイカ墨ペーストを使う用事はあんまり無いと思うので、「KALDI COFFEE FARM(カルディコーヒーファーム)」に置いてあるちょびっとのやつをオススメします。

KALDI

 カルディは蔦屋書店とかに入ってるこんなお店。

イカ墨ペースト

 この子を探してください。4g(2人分)の袋が2つ入っています。

材料(2人分)

アサリ・・・・・・200g
パスタ・・・・・・200g
オリーブオイル・・大さじ3
ニンニク・・・・・1かけ
(チューブなら小さじ1)
唐辛子(輪切り)・小さじ1
白ワイン・・・・・50cc
アンチョビ・・・・4フィレ
イカぶつ切り・・・100g
(ゲソでも可)
ホールトマト・・・1缶
ドライトマト・・・大さじ1
イカ墨ペースト・・4g
茹で汁・・・・・・50cc
塩|胡椒・・・・・適量

*飾り用*
プチトマト・・・・2個
ミントの葉・・・・数枚

※パスタ茹で水・・・2リットル
※パスタ茹で塩・・・大さじ1
※砂抜き用の水・・・300ml
※砂抜き用の塩・・・小さじ1と1/2

①アサリの砂抜き

あさり砂抜き3

アサリを3%の食塩水に浸して砂抜きをした後、塩水を吐かせます。
(※アサリの味噌汁の作り方①アサリの砂抜き:参照)

②ニンニクと唐辛子(輪切り)をオリーブオイルで炒める
※パスタを茹でる用のお湯を沸かし始めるとナイス

ボンゴレ・ビアンコ-1

③アサリと白ワインを投入

ボンゴレ・ビアンコ-3

【弱火〜弱めの中火】
 ニンニクの香りが立ち、きつね色になってきたらアサリと白ワインを投入。

④蓋をして蒸す

ボンゴレ・ビアンコ-4

【弱めの中火】

⑤アサリの口が開いたらアサリだけ取り出す

ボンゴレ・ビアンコ-5

 アサリは煮詰めると身が縮んで固くなるので、口が開いたらアサリだけ取り出しましょう。

ボンゴレ・ビアンコ-6

 ここまでは前回の「ボンゴレ・ビアンコの作り方」と同じですね。

⑥アンチョビとイカぶつ切りを投入

アンチョビ

 アンチョビはオイル漬けの保存食なので開封後も1ヶ月程度は使えます。

 残ったアンチョビはキャベツと炒めて「アンチョビキャベツ」にしたり、「ペペロンチーノ」に入れても味がたって美味しいですよ。

アンチョビ・フィレ

 フィレは魚を「三枚に下ろして骨を抜いた切り身」の事なので、これが1フィレ。

アンチョビ・フィレ2

 今回は4フィレを粗みじんにして使います。

アンチョビ1

【中火】
 アンチョビ投入。

イカぶつ切り

【中火】
 イカぶつ切りも投入。

⑦ホールトマトとドライトマトを投入

ドライトマト

【中火】
 イカの色が変わるまで炒めたら「ホールトマト」と「ドライトマト」を投入。ドライトマトは粗みじんに。

⑧イカ墨ペースト投入

イカ墨ペースト2

【弱火】
 ぎゃー。4gでもこの破壊力。洗いたての白いシャツに着替えたら慎重にまぜまぜしてください(エプロンをしましょう)。

※ワンルームマンション等、コンロが1つしかない場合はここで火を止めてフライパンを安全な場所に移動した後に⑨へ。

⑨パスタを茹でる

ボンゴレ・ビアンコ-8

 後でイカ墨ソースと合わせて火を入れるので表示より1分短く茹でます。

 パスタは100g(1人分)茹でるのに1リットルの水が基本、今回は2人分(200g)なので、2リットルの水を沸騰させます。

⑩もしもの保険に茹で汁を確保

ボンゴレ・ビアンコ-9

 味が濃くなりすぎたりパスタがパサパサになったときの保険に「茹で汁を50ccほど」確保しておきましょう。

⑪パスタとアサリを投入

パスタ投入

【弱火〜弱めの中火】
 パスタを投入。
※フライパンの火を止めてた場合は煮立たせてから投入

アサリ投入

【弱火〜弱めの中火】
 アサリも投入。1分でイカ墨ソースとパスタを和えつつ、塩胡椒で味を整えましょう。アンチョビがしょっぱいので味見しながら。

⑬まぜまぜしたらお皿に盛り付ける

ボンゴレ・ネロ

 お皿に盛り付けてプチトマトとミントを飾ったら出来上がり♪

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CHAPTER 1
タチマワリ【始計篇】

  1. イカスミ流タチマワリ
  2. ウデマエは飾りです
  3. タチマワリってなーに?
  4. イカタイプ(全9種)
  5. イカフェッショナルのすすめ

CHAPTER 2
タチマワリ【基本篇】

  1. ガチルールの難易度
  2. 前線という概念
  3. 裏取りという戦術
  4. ブキの話
  5. リザルトの話

CHAPTER 3
タチマワリ【ガチエリア篇】

  1. ガチエリアの基本戦術
  2. 自軍がエリアを制圧したら
  3. 敵軍がエリアを制圧したら
  4. 必ず勝つ3つのパターン
  5. 数的有利
  6. 数的不利

CHAPTER 4
タチマワリ【ガチホコ篇】

  1. ガチホコの3つの役割
  2. ガチホコの基本戦術
  3. シャチョホコ(ホコ持ち)
  4. ブチョホコ(ルート開拓)
  5. カチョホコ(ホコの護衛)
  6. トランジション(攻守の切替)

CHAPTER 5
タチマワリ【ガチヤグラ篇】

  1. ガチヤグラの3つの役割
  2. ガチヤグラの基本戦術
  3. ソイヤ (ヤグラ乗り)
  4. ワッショイ(ルート確保)
  5. ラッセーラ(チョイ乗り)
  6. エッサ・ホイサ(スイッチ)

CHAPTER 6
タチマワリ【ガチアサリ篇】

  1. ガチアサリの4つの役割
  2. ガチアサリの基本戦術
  3. ガチアサリのオフェンス
  4. ガチアサリのディフェンス
  5. ガチアサリのプチ戦術
  6. ガチアサリのフォーメーション
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