ガチエリアの基本戦術

CHAPTER 3-1

タチマワリ【エリア篇】

 最も考える事が少ないシンプルなガチルールです。エリアの範囲が狭くなった事で逆転が容易になり、結果、対人能力の高いチームが一方的に勝つ試合が増えました。マッチングシステムに抗っていきましょう。

 ガチエリアは書くことが少ないので、全ルールに共通した「考え方」についても触れていきます。


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戦術ってなーに?

 戦術とは【得たい結果】から逆算した「合理的な行動」です。そして、これがイカスミ流タチマワリの極意でもあります。サッカーやバスケットの戦術がゴールから逆算して組み立てられるように、ガチエリアの戦術も「ガチ行動(エリア制圧)」から逆算して考えてみましょう。

❶優先順位

 出ました優先順位。無印の攻略法でも口を酸っぱくして繰り返した優先順位。今回もいっぱい言います。イカスミカフェは「二言目には優先順位」です。そしてガチエリアの優先順位はこうです。

得たい結果【エリアを制圧する】

優先順位①【ヌル】
・エリアを制圧する為に塗る

優先順位②【キル】
・敵が邪魔で塗れないなら倒す

ガチエリア攻略、以上。
(完)

 と終わりにしたいくらいガチエリアはシンプルに考えてしまいたいのですが、S〜S+の闇につかまって、なかなかウデマエXに上がれないイカさんの優先順位はだいたいこうです。

得たい結果【勝利】

優先順位①【キル】
・とりあえず敵がいれば倒す

優先順位②【キル】
・敵がいなければ探して倒す

優先順位③【ヌル】
・塗らざるを得なくなってから塗る

 この方法で勝ち続けられるのは「ファンタジスタ」「ストライカー」「バーサクイカ」等の対人能力が★5のイカさんだけなので(イカタイプ参照)、平均キルレが1.0前後なのであれば、まず考え方を変えないと勝率をマッチングに左右され続ける事になるでしょう。

❷まずエリアの制圧を試みる

 どのルールでも【ガチ行動】は最優先です。ロベルト本郷も「ゴールが見えたらうて翼!!」と言ってます。エリアが見えたら【ヌル】のです。でも、相手もエリアを制圧しようと塗ってきます。そしてお互いがひたすらエリアを塗りあうと、総合的に塗り効率の高いチームが制圧に成功するでしょう。

 ここではじめて【キル】に優先順位が移ります。「キルしなければ塗れない」「キルしなければ制圧されてしまう」からキルするのです。逆に、キルしなくても制圧できるなら0キルで終わってもいいのです。

 ガチエリアは「エリアを制圧している側」がイニシアチブ(主導権)を持つので、敵軍の戦力が勝っていても対人戦を互角に持ち込めます。何故なら敵軍はカウントを止める為にエリアを塗り返しながら戦わなければいけませんが、自軍はキルだけに専念できるからですね。

 だからこそ、両軍の戦力差が分からない序盤は「先にエリアを制圧する」事が定石になります。

 しかし、敵にも味方にもこれを無視してキルを優先するイカさんがいますし、定石を逆手に取った奇策として【ヌル】より先に【キル】を用いるイカさんもいます。エリアを制圧する事に気を取られ過ぎると、裏取りを許してしまう結果に繋がるので、序盤は特に敵軍のポジショニングにも注意しましょう。

 開幕直後はマップをコマメに開いて、インクの進み具合から「裏取りを選択したイカさん」の有無を確認するクセをつけると判断材料が増え、先手を取られにくくなります。

❸戦術って必要?

「孫子曰、知彼知己者、百戰不殆、不知彼而知己、一勝一負、不知彼不知己、毎戰必殆」

(孫子だお。相手を知り、自分を知ってれば100戦しても負ける事はないお。相手を知らず、自分のことしか知らなければ勝率はマッチングに左右されるお。相手を知らず、自分のことも知らなければ戦う度に負けるお)

 宮本武蔵の本を読むとだいたい出てくる有名な言葉ですが、元ネタは「孫子の兵法【第三章・謀攻篇】の五節」です。因みに武田信玄の「風林火山」も、ナポレオンの「一頭の狼が率いる羊の群れは~」もソースは孫子です。すごいよ孫さん。

 この言葉は、現代スポーツ戦術理論やビジネスにも度々応用される名言ですが、ガチマに例えるなら「敵軍の戦力と自軍の戦力の両方を知った上で戦わないと勝率は上がりません」って程の意味になります。

 タチマワリはマッチングされた敵軍と自軍の戦力をみて、臨機応変に変えるべきものなので、「いつも同じ戦い方」をしていると勝率はマッチングに左右され続ける事になります。

 例えば「敵軍がめちゃくちゃ弱くて、自軍がめちゃくちゃ強い」事を知ってる場合、戦術なんていりません。カンスト勢4人でリグマに行くと、基本戦術を無視して行動しても勝ってしまいます。

 しかし、敵軍にも同じくカンスト勢4人がマッチングされた場合はそうはいきません。この場合「戦術理解度」に長けた方が勝つでしょう。

「タチマワリ」がその力を最も発揮するのは、敵軍の戦力が自軍と同じか、それ以上だった場合なので、「味方が弱いから負けた」という事は「味方が弱いときの戦い方を知らなかったから負けた」と言えるのかもしれません。

 FCバルセロナ(サッカーチーム)の元監督、ボビー・ロブソンが攻撃的戦術の不足を指摘されたとき「私の戦術はイケメンじゃない方のロナウドだ」と言い返したのは有名な話です。

 全盛期のロナウドのような『圧倒的な個の力』があれば、どんなマッチングになろうとも、どんなタチマワリをしようともウデマエXになれます。

 でも「味方の個性を最大限に活かしたタチマワリ」をして、戦力で勝る敵軍に「チームワーク」で勝った時の方が楽しいですし、それを楽しむ事が出来たならウデマエXは時間の問題です。

 是非、体感して頂きたい。あなたがロナウド(イケメンじゃない方)では無いのなら。

0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ もくじ
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CHAPTER 1
タチマワリ【始計篇】

  1. イカスミ流タチマワリ
  2. ウデマエは飾りです
  3. タチマワリってなーに?
  4. イカタイプ(全9種)
  5. イカフェッショナルのすすめ

CHAPTER 2
タチマワリ【基本篇】

  1. ガチルールの難易度
  2. 前線という概念
  3. 裏取りという戦術
  4. ブキの話
  5. リザルトの話

CHAPTER 3
タチマワリ【ガチエリア篇】

  1. ガチエリアの基本戦術
  2. 自軍がエリアを制圧したら
  3. 敵軍がエリアを制圧したら
  4. 必ず勝つ3つのパターン
  5. 数的有利
  6. 数的不利

CHAPTER 4
タチマワリ【ガチホコ篇】

  1. ガチホコの3つの役割
  2. ガチホコの基本戦術
  3. シャチョホコ(ホコ持ち)
  4. ブチョホコ(ルート開拓)
  5. カチョホコ(ホコの護衛)
  6. トランジション(攻守の切替)

CHAPTER 5
タチマワリ【ガチヤグラ篇】

  1. ガチヤグラの3つの役割
  2. ガチヤグラの基本戦術
  3. ソイヤ (ヤグラ乗り)
  4. ワッショイ(ルート確保)
  5. ラッセーラ(チョイ乗り)
  6. エッサ・ホイサ(スイッチ)

CHAPTER 6
タチマワリ【ガチアサリ篇】

  1. ガチアサリの4つの役割
  2. ガチアサリの基本戦術
  3. ガチアサリのオフェンス
  4. ガチアサリのディフェンス
  5. ガチアサリのプチ戦術
  6. ガチアサリのフォーメーション
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