PICK UP !
ガチヤグラの基本戦術

「役割を分担した方がカウントを削りやすい」という点はガチホコと同じですが、ガチヤグラでは『流動的に役割を替えた方がカウントを削りやすい』ので、個人的には「最もチームワークを必要とするルール」だと思っています。

 とはいえ、ガチマッチでは味方を選べませんし、「流動的に役割を替える戦術」を、完全にコントロールすることは不可能なので、「勝つために足りない役割は全部自分がやる」くらいの気持ちでチャレンジする方がいいでしょう。

❶チームの【勢い】を大事にする

 孫子の兵法【第五章・勢篇】の七節で孫子はこう言っています。

出典|孫子の兵法(第五章・勢篇)

故善戰者、求之於勢、不責於人、故能擇人而任勢、任勢者、其戰人也、如轉木石、木石之性、安則靜、危則動、方則止、圓則行、故善戰人之勢、如轉圓石於千仞之山者、勢也

書き下し文

ゆえに善く戦う者は、これを勢に求めて、人に責めず。ゆえによく人を択てて勢に任ず。勢に任ずる者は、その人を戦わしむるや、木石を転ずるがごとし。木石の性は、安なればすなわち静に、危なればすなわち動き、方なればすなわち止まり、円なればすなわち行く。ゆえに善く人を戦わしむるの勢い、円石を千仞の山に転ずるがごときは、勢なり。

現代語訳

 そそ、孫子なんだな。お、おむすびが好きなんだな。た、戦いが上手な人は味方に【勢い】を求めるけど、【個人の能力】は求めないんだな。だ、だから味方を適材適所に配置した後は、【勢い】に任せるんだな。【勢い】に任せる人の戦い方は、まるで木や石を【勢い】よく転がすように見えるんだな。お、おむすびは転がしちゃだめなんだな。木や石は安定しているときは止まってるけど、ふ、不安定になれば動きだすんだな。き、木や石の形が四角だと止まるし、丸いと転がるんだな。お、おむすびは三角だから食べやすいんだな。つ、つまり戦いの上手な人が丸い石を千尋の山から転がり落とすような戦い方を、【勢(せい)】っていうんだな。でも、僕はボーーーっとしてるのがやっぱり一番いいな。

「攻撃フェーズ」も「守備フェーズ」も両チームが『ヤグラ(前線)』を押し続けるガチヤグラにおいては、「個人の能力」よりも「チームの勢い」の方が重要です。

 いつも戦況を観察して、【勢い】があるに攻め、【勢い】がないときは【勢い】が生まれるように工夫してみましょう。

「チームの勢いに任せる」ことがガチヤグラの基本戦術です。

❷ガチヤグラの優先順位

 では、お約束の「優先順位」を使って分析してみましょう。ガチヤグラの優先順位はこうです。

得たい結果【ヤグラをゴールさせる】

優先順位
  1. 【ノル】
    • ヤグラに乗ってゴールへ進める
  2. 【ヌル】
    • 味方がヤグラに乗っていたらヤグラを守りやすいようにルート周辺を塗る
  3. 【キル】
    • ヤグラの進行を妨げる敵がいれば倒す

 イカフェッショナルにとって、ガチマッチの最優先事項はいつも【ガチ行動】です。

「強いイカが前線を押し上げて、弱いイカがヤグラに乗る」という戦術は、とても合理的な考え方なのですが、全員が「俺TUEEE」ってなってるマッチングで破綻します。

『どうせ今日も、どうせ自分しか、どうせ乗らない』と、コロコロチキチキペッパーズのナダルさんみたいな顔でヤグラに乗りましょう。

『ヤグラに乗ってくれる味方がいたらラッキーだ、USBを一発で差し込めた時くらいラッキーだ』と思えたなら、ウデマエXなど時間の問題です。

『いつも20キル取っているの味方が弱くて勝てない』と思ってしまうイカさんは、もしかすると優先順位がキルに偏っているのかもしれません。

得たい結果【目先の勝利】

優先順位
  1. 【とにかくキル】
    • 動いている敵を見たらキル
  2. 【すぐ前線を上げる】
    • ヤグラを放置してすぐ前線を上げる
      (裏を取られてヤグラが止まる)
  3. 【追いかけてキル】
    • 敵を見つけるとキルするかデスするまで追いかけ回してしまう
      (全体の状況を把握できていない)
      (今やるべき仕事を放棄してしまう)

❸逆転リードされても下を向かない

 ガチヤグラは「攻撃フェーズ」(ヤグラに乗ってるチーム)がちょっとだけ不利です。

 ホコルートを自由に選べて、強力なホコショが撃てるガチホコと違い、ヤグラのルートはステージ毎に固定されているので、ソイヤ(ヤグラに乗っているプレイヤー)は「行動範囲をヤグラによって決められる」からです。

 仮に、ソイヤの戦力を「0.5人」として計算してみましょう。攻撃側は3.5人、守備側は4人で戦っていることになります。

 この場合、攻撃フェーズ中にヤグラルートにいない敵をいくら倒しても、ヤグラ周りではずっと「2.5人 vs 3人」の数的不利なので、強イカがマッチングされないとヤグラが進まないことになります。

 実は、勝率が高いイカさんは「ヤグラの進行に関係がある敵だけ」を相手にしますし、ヤグラがゴールするのも早いので、20キルなど突出したキル数になりにくかったりします。

 逆に、「ヤグラに関係がない敵」を、ずっと追いかけ回すイカさんが味方にいると、「数的不利で守る時間」が長くて、最終的に逆転リードを奪われることがあります。

 このとき、なるべく下を向いてほしくありません。絶対に逆転されたくないタイミングで逆転されたときこそ、「ウデマエXに相応しいメンタルかどうか」を試されているのです。

 絶望的な状況だったとしても、最後まで諦めずに仲間とヤグラを押し返しましょう。

 その試合でウデマエメーターが割れてしまっても、『最後まで思考を停止させない習慣』をつけることの方が100万倍も価値があるのです。

❹巻末コラム

前略、ヤグラの上より|第一回

『へっ、なめんなよ。ソイヤするぜまだまだ俺はな。若い時の自分をがっかりさせたくねえからよ』(【週刊ヤグラマガジン】2017年12月号)

 ガチヤグラ篇の巻末コラムでは、伝説のヤグラ乗りとして語り継がれる「ポポン氏」の生き様にフォーカスを当て、氏の名言を紹介していこうと思う。

 今回は、週刊ヤグラマガジンの取材の折、スナップ撮影が終わってもヤグラから降りないポポン氏に対して、「もう、いい加減にヤグラから降りて下さい」と懇願するスタッフへの言葉である。

「デスするギリギリまでは絶対に降りねぇ」を信条にする、ナチュラルボーン・ソイヤ のポポン氏らしいセリフなのではないだろうか。

 この後、ついにブチキレたスタッフが、クラッシュブラスターを氏の顔面ギリギリで連射したそうだ。

 それでも「はーーー?目なんかつぶってねーーーし」と、しばらく降りなかったという。

おすすめの記事
【世界初】脳波で動くロボットが接客する服屋さんの実験「BRAIN ROBOT STORE」
【世界初】脳波で動くロボットが接客する服屋さんの実験「BRAIN ROBOT STORE」
 イカスミカフェ店長が、実の父より尊敬している武藤将胤さん(ALS患者)が、新しいチャレンジをします。その名も「BRAIN ROBOT STORE(ブレイン・ロボット・ストア)」。脳波でロボットを動かして接客をする実験なのです。 どうしてロボットで接客するの? 「感染防止対策?」と思った方も多いかもしれませんし、実際そ...
ガチホコの基本戦術
ガチホコの基本戦術
 誰でも好きなときにガチ行動を行える「ガチエリア」と「ガチアサリ」は、『全員でガチ行動をした方がカウントを削りやすい』という特徴があるのに対して、ガチ行動を1人(しか)担当できない「ガチホコ」と、1人(でも)担当できる「ガチヤグラ」は『役割を分担した方がカウントを削りやすい』という特徴があります。  この特徴から「ガチ...