世界中のゲーマーに支持されているゲーミングブランド「BenQ」の社名に込められた企業理念は「Bringing Enjoyment and Quality of Life」です。
ユーザーに「楽しさ(Enjoyment)」と、人生における「質の高い幸福(Quality of Life)」を届けるために、最新のテクノロジーとライフスタイルを結びつけて製造されたゲーミングモニターが「RL2460S」なのです。
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RL2460Sの「スペック」
- 画面
- サイズ:24インチ
- リフレッシュレート:60-75Hz
- 解像度:1920×1080
- 液晶:TNパネル
- 応答速度:1ms(G2G)
- 入出力端子
- D-sub:In×1
- DVI:In×1
- HDMI:In×2 / Out×1
- 音声※:In×1 / Out×1
- ※3.5mm ステレオミニプラグ
- スピーカー
- 2W×2
- 消費電力
- 40W
- ゲーミング仕様
- Black eQualizer
- インスタントモード
- AMA(Advanced Motion Accelerator)
- Head-to-head Combat Setup
組み立て方
かなりデカい箱なので邪魔ですが、
引っ越しのときに重宝するので、
なるべく捨てない方が良いと思います。
いろいろ入ってます
組み立てはとっても簡単、
道具も DVD-ROM も必要ありません。
パネル部分と土台を合体させます。
パネル部分はちょっと重いので、
ガールは落とさないように注意しましょう。
あとはコレを。
ネジに付いてる金具をつまんだり、
10円玉を使ってクルクルしましょう。
あっ、ちがう。
はい、完成!
BenQ は 世界大会で使用されたりするので、
中継で映る背面もオシャンティーなのです。
「格闘ゲーム専用」ではないんです
2014年7月に発売されたBenQ社製ゲーミングモニターの名機「RL2460HT」は「格闘ゲーム向けゲーミングモニター」として高い完成度を誇りました。
そのため、2018年12月に後継機である「RL2460S」も、「格闘ゲーム向け」として紹介されながら売り上げを伸ばしました。
けれども、「RL2460S」が、スプラトゥーンなど、 FPS / TPS に向いていないという訳ではないようです。
そもそも「RL2460シリーズ」が「格闘ゲーム向け」とされているのは、『リフレッシュレート※1』が「60Hz-75Hz」しかないからなのです。
※1【リフレッシュレート】テレビやモニターが「1秒間に画面を何回書き換えられるか」を表す数値
PC向けの FPS/TPS は、リフレッシュレート「120Hz」以上のパネルを必要とするタイトルが多いことに対して、格闘ゲームのフレームレート※2は、ほとんどのタイトルで「60fps」なので、モニターのリフレッシュレートも「60Hz」で問題ないという理屈なのです。
※2【フレームレート】1秒あたりに処理される絵(フレーム)の数
ちなみに、Nintendo Switch や PS4 などの家庭用ゲーム機のフレームレートも「60fps※3」なので、RL2460S の箱には「MONITOR FOR CONSOLE e-SPORTS(家庭用ゲーム機の e-Sports タイトル向けモニター) 」って書いてあります。
これは、家庭用ゲーム機のモニターのリフレッシュレートは「60Hz-75Hz」で充分に条件を満たしているからなのです。
※3 PS5 は120fps、Xbox は2018年5月のアップデートで120fps に対応しています
「RL2460」シリーズが「格闘ゲーム向けゲーミングモニター」とされているもうひとつの理由は、超絶天才プロゲーマー「Justin Wong(ジャスティン・ウォン)※4」氏が監修した「格闘ゲームモード」がプリセットされているからなのです。
※4【Justin Wong】アメリカ格闘ゲーム界最強のプロゲーマー。個人戦で「4年間無敗」の偉業を成し遂げた生ける伝説
格闘モード
あつ森で格闘モードを使うと、素手で木と岩が破壊できて、早く引っ越して欲しい動物の家を持ち上げてぶん投げたりできます(できません)。
ちゃんとFPSモードもあるんです
「RL2460S」には「FPSモード」もちゃんと搭載されています。
でも、PS5を購入する予定があったり、PC向けのFPSタイトルもプレイする場合は「120Hz」以上のパネルを使った方が良いので、「XLシリーズ」を候補に入れて検討する事をオススメします。
関連記事ライバルに差をつける「ゲーミング仕様」
BenQ のゲーミングモニターの中でも『ZOWIE』の名を冠する製品は特別です。
なぜなら『ゲーマーの実力を1パーセントでも多く引き出す製品を開発する余地があるならそれを実行する』を掲げた人たちが製造しているモデルだからなのです。
❶Black eQualizer
暗い場面の視認性を高めるBlack eQualizer機能は、ガンマ値などを調節して暗部を浮き上がらせ、FPSやTPSにおける暗所や過度に明るい範囲の輪郭や明るさを明瞭にしてクリアリング※5しやすくなります。
※5【クリアリング】潜伏している敵がいないか確認すること
❷インスタントモード
映像エンジンの処理の一部をバイパスして「入力遅延を低減する機能」。
他社製品では「パススルーモード」とか「ゲームモード」と呼ばれることもあります。
絶対ONにしましょう。
❸AMA
液晶パネルの駆動電圧を高め「応答速度を加速させる機能」が「AMA(Advanced Motion Accelerator)」で、I-O DATA 社が「オーバードライブ」と呼んでいる機能と同じです。
設定は「OFF」→「高」→「プレミアム」の3段階あり、「プレミアム」が最速なのですが、速く動く物の輪郭が荒くなったり、画質がかなり悪くなるので一長一短なのです。
前述の「Justin Wong(ジャスティン・ウォン)」氏が監修した格闘モードでは、AMAは「高」に設定されています。
「ゲーム配信」向けのシステム
Head-to-head Combat Setup
「RL2460S」のHDMI端子には「Out×1」が付いていて映像を出力することができます。
この HDMI 出力端子は「パススルー出力」なので表示遅延を気にすることなく2台目のモニターを増設する事が可能です。
この仕様により、ストリートファイターの対戦モードをゲーセンみたいに対面でプレイできるので、連コも台パンもやり放題なのです。
また「ゲーム配信」では、キャプチャーボードを出力端子に接続することで「ビデオキャプチャによる処理遅延」を気にすることなく実況プレイに集中できるので、配信システムにもオススメです。
スプラトゥーンにオススメの画面設定
❶Black eQualizer:「OFF」
「RL2460S」の「FPSモード」は『BF(バトルフィールド)』や『CoD(コール オブ デューティ)』などのPC向けタイトルを想定して調整されています。
このため、もともと全体的に明るいスプラトゥーンを「FPSモード」でプレイすると、明るすぎて色彩が薄くなってしまい、逆に視認性が低下します。
❷Color Vibrance:「12」がオススメ
「RL2460S」から搭載された新しい機能に『Color Vibrance』があります。
※日本語版製品は「色の鮮明さ」に名称変更
『BF(バトルフィールド)』や『CoD(コール オブ デューティ)』などのタイトルでは、「Color Vibrance(色の鮮明さ)」を調整することで、相手を見やすい状態にすることができます。
0 〜 21 の間で数値を調整することで、より立体的になり、相手が見やすくなったり、照準が合わせやすくなったり、背景の色などをくっきりはっきり鮮明な色彩表示をすることが可能です。
もともと全体的に明るく、視認しやすい設計のスプラトゥーンでは、単純に「色彩を調節」するのに便利です。
どのプリセットモードもデフォルトでは「10」に設定されているのですが、店長の感覚だと「少し淡い」と感じるので +2 の「12」をオススメします(これは好みです)。
まとめ
インターネットのラグは、どんなに自宅の機材を整えても、最終的には契約しているプロバイダーの設備に左右されてしまうので、完全にコントロールすることは不可能です
けれども、「TV」や「モニター」のラグは、ゲーミングモニターなどを導入することで、「入力遅延(表示遅延)」や「応答速度」を改善することができます。
一般的な人の反応速度は『0.2秒(12フレーム)』、トップアスリートで『0.15秒(9フレーム)』、そして人間の反応速度の限界は『0.1秒(7フレーム)』といわれています。
そうです、一般人と天才プロゲーマーとの差は、「0.05秒〜0.1秒」ほどしかありません、そして私たち一般人は、この「50ms〜100ms」の差に手も足も出ないのです。
さて、「一般的なTV」の映像エンジンは(画質を優先すると)「0.1秒(100ms)以上の遅延」を発生させるといわれています。
もし、ゲーミングモニターを導入するだけで、今より確実に「0.1秒(100ms)速くなる」のだとしたら、導入する価値は計り知れません。もっと勝つために?
いいえ、「楽しさ(Enjoyment)」と、人生における「質の高い幸福(Quality of Life)」を受け取るためです。
- 画面
- サイズ:24インチ
- リフレッシュレート:60-75Hz
- 解像度:1920×1080
- 液晶:TNパネル
- 応答速度:1ms(G2G)
- 入出力端子
- D-sub:In×1
- DVI:In×1
- HDMI:In×2 / Out×1
- 音声※:In×1 / Out×1
- ※3.5mm ステレオミニプラグ
- スピーカー
- 2W×2
- 消費電力
- 40W
- ゲーミング仕様
- Black eQualizer(※1)
- インスタントモード(※1)
- AMA(Advanced Motion Accelerator)(※1)
- Head-to-head Combat Setup(※2)