ラグの対策【中級編❸】
ゲーミングルーターを使う

インターネットを光回線にしたのに、LANアダプターを買って有線LAN接続にしたのに、なんならLANケーブルも新調したのに、
❶Ping値の測定の結果はいつも30ms以上。
❷大型アップデートが来るとダウンロードに10分以上かかる。
❸フレンドさんと遊んでいると自分だけ回線落ちする。
❹回線落ちしたらネコのせいにしている。
❺でもネコは飼っていない。あーもうネコを飼いたい。
そのストレスの原因は「ルーターの性能」のせいかもしれません。あーもうネコを飼いましょう。
レンタルルーターの性能は低い
フレッツ光のレンタルルーター
【RT-500MI】
・有線接続数:4台
1Gbps×4ポート
・無線接続数:32台
(※NTTは有線+無線で合計10台以下の接続を推奨)
・無線LAN:【Wi-Fi 5】
IEEE802.11b/g/a/n/ac
・転送速度
2.4GHz:450Mbps
5GHz:1,300Mbps
・ストリーム数:内蔵3×3
・CPU:記載なし
・メモリ:記載なし
(引用:フレッツ光東日本公式>レンタル機器仕様より)

一般的にインターネットを契約する際には「無線ルーターをオプションでレンタルするケースが多い」と思いますが、フレッツ光の場合は上の画像のような子が送られてきます。
テレビの近くのどうでもいい隙間に突っ込まれてホコリをかぶっていたり、倒れても起こしてもらえなかったりしているので、見かけたら起こしてあげてください。
NURO光のレンタルルーター
「縦置きタイプ」
【ZXHN F660A】
※正確にはルーター機能付きONU
・有線接続数:3台
1Gbps×3ポート
・無線接続数:10台
・無線LAN:【Wi-Fi 5】
IEEE802.11b/g/a/n/ac
・転送速度
2.4GHz:450Mbps
5GHz:1,300Mbps
・ストリーム数:内蔵3×3
・CPU:記載なし
・メモリ:記載なし
(引用:NURO光公式>ご提供する機器に関してより)

NURO光の場合は上の画像のような子を貸してくれます。どういう訳か「NURO光のルーターは1万円くらいの市販ルーターと同等の性能」というまことしやかな情報をよく見かけますが、スペックが公開されていないのでスループットを測定して比較しなければ確かなことはわかりませんし(測定機器が必要)、そもそもNURO光はフレッツ光と通信規格が違うので市販ルーターと金額で比べる事はナンセンスなのです。

ちなみに、イカスミカフェ店長が実際にNURO光(G2Vプラン)を契約して検証してみたところ、NURO光のレンタルルーター(ZXHN F660A)に Nintendo Switch を有線LANで接続して、ポートを解放したNATタイプAの状態で計測したのが上の画像。可もなく不可もなく「ごく普通の結果」になりました。

次に、ゲーミングルーター(RT-AC88U)を、NURO光のレンタルルーター(ZXHN F660A)にルーターモードで接続(※)。ゲーミングルーターに Nintendo Switch を有線接続して、ポートを解放したNATタイプAの状態で計測したのが上の画像。下り(ダウンロード)の速度が倍以上になりました。
※【上級編❷】NURO光のONUにゲーミングルーターを接続する方法:参照
NURO光のルーター
「幅広タイプ」
【HG8045Q】
※正確にはルーター機能付きONU
・有線接続数:3台
1Gbps×3ポート
・無線接続数:32台
・無線LAN:【Wi-Fi 5】
IEEE802.11b/g/a/n/ac
・転送速度
2.4GHz:450Mbps
5GHz:1,300Mbps
・ストリーム数:内蔵3×3
・CPU:記載なし
・メモリ:記載なし
(引用:NURO光公式>ご提供する機器に関してより)

NURO光のレンタルルーターは「縦置きタイプ」と「幅広タイプ」の2種類あってこの子は幅広タイプ。いたる所で「外れルーター」とか「地雷ルーター」とか言われている可哀想な子なのですが、DNS等の設定をきちんとしてあげればちゃんとポテンシャルを発揮してくれますし、デフォルトの状態でSwitchを何台接続しても、無線・有線問わず「勝手に全部NATタイプAになる」という魔法の箱でもあります。
が、しかし、基本的な性能は F660A と同等なので速度の検証結果もほぼ同じ。よく言われる「Wi-Fi電波の弱さ」もついでに検証しましたがF660Aと同等でした(そもそもF660Aの電波も別に強くない)。
ゲーミングルーターの性能は高い
ゲーミングルーター
「ASUS」
【RT-AC88U】
・有線接続数:8台
1Gbps×8ポート
・無線接続数:21台
・無線LAN:【Wi-Fi 5】
IEEE802.11b/g/a/n/ac
・転送速度
2.4GHz:600Mbps(NitroQAM使用時:1,000Mbps)
5GHz:1,734Mbps(NitroQAM使用時:2,167Mbps)
・ストリーム数:外付4×4
・CPU:1.4GHz(デュアルコア)
・メインメモリ:512 MB
・フラッシュメモリ:128 MB
(引用:ASUS公式>RT-AC88U>スペックより)

と言う訳で、プロゲーマーや実況者はもちろん、『ガチ勢』はレンタルルーターではなく【ゲーミングルーター】でオンラインゲームをプレイします。
ガチ勢とエンジョイ勢を隔てる微ラグという越えられない壁、大型アップデート時に家族がYouTubeを観だしても舌打ちしない豊かな速度、フットボールアワーの後藤さんが「速度差ありすぎて耳キーンなるわ!」と突っ込むであろうゲーミングギア、それがゲーミングルーターなのです。
❶ルーターのラグってなーに?

そもそもルーターって何をする機械なんでしょうか?簡単に言うと「複数のデバイスをインターネットに接続させる事ができる機械」です。もしルーターが無かったら、1つのデバイスしかインターネットに接続できないので、ゲームをする時とパソコンをする時で、LANケーブルを差し直さなければいけません。ありがとうルーター。
因みに、インターネットに接続する為の信号の経路(ルート)を、制御(ルーティング)してくれるからルーターっていいます。
さて、このルーターのどこにラグが発生するのでしょうか?
1.ルーティングの処理
アナタがオンラインゲームをする時、ルーターはゲーム機から送信されたパケット(データの塊)を受信して、「ルーティングテーブル」と呼ばれるデータベースを参照し、宛先ネットワーク(マッチングサーバー)にパケットを送信します。
この時のルーター内部での基本的な処理はこうです。
①ゲーム機から受信したパケットをルーター内部のバッファ・メモリーに一時的に蓄積。
↓
②ルーティングテーブルを参照してパケットの宛先を決定。
↓
③パケットの種類を判別してフィルタリングの実行可否の判定&品質保証レベル(QoS)を決定。
↓
④↑の判定に従ってフィルタリングを実行、またはQoS(Quality of Service)の制御を行う。
↓
⑤宛先に対応するポートからパケットを出力。
↓
⑥パケットの受信数&送信数の統計情報を収集。
( ˘ω˘ ) スヤァ…
実際は以下の「2.フィルタリングの処理」を含むもっと複雑な作業をしているので、もし4人家族がそれぞれのスマホやPCでインターネットをしていれば、ルーターはデバイス×4のルーティング処理を行う事になり、処理性能の低いルーターでは①で蓄積したパケットの処理が終わる前に次のパケットを受信してしまうと「パケットロス」とう現象が発生し内部遅延(ラグ)や通信エラーの原因になります。
2.フィルタリングの処理
ルーターは不正なアクセスを遮断する為にFirewall(ファイアウォール)等の「パケットフィルタリング機能」を使ってセキュリティを高めてくれています。
ルーターにはポートと呼ばれる「データ信号の出入り口」が0番〜65535番まであって、パケットフィルタリング機能は、ポートを通過する通信を1つずつ確認して、あらかじめフィルタリングテーブルに指定されている「条件に一致するパケットを許可する処理」と、「条件に一致しないパケットは破棄または遮断する処理」を行います。
この処理も「ルーターに接続しているデバイスの数だけ行う」事になり、接続デバイスの数が多いと性能の低いルーターは内部遅延(ラグ)や通信エラーを引き起こします。
3.NATの処理

ルーターの内側にあるゲーム機やPC等を、ルーターの外側にあるインターネットに接続する為の技術を、
【NAT】(ナット)
Network Address Translation
って言います。(詳しくはラグの対策【上級編❶】の「てか、NATってなーに?」の項を参照)
NAT処理はルーティング処理を終えたパケットに対して行われ(外側から来る信号はNAT処理した後にルーティング処理)、当然ながら接続デバイスの数が多ければ多いほど性能の低いルーターでは処理に時間がかかり、内部遅延(ラグ)や通信エラーを引き起こします。
❷ゲーミングルーターってなーに?
❶で解説したオンラインゲームに必要な通信をサクサク処理したり、ゲーム機以外の通信を制限してオンラインゲームの通信帯域を確保したり等「オンラインゲームに適した性能を持つルーター」を『ゲーミングルーター』と呼んでいます。
が、実は各メーカーが自社製品に付ける『ゲーミング』という表記には根拠がありません。
たまに『ゲーミングヘッドセット』って書いてあるどう見ても音楽用のヘッドセットをゲーム専用だと思い込んで買う人を見かけますが、法律上は何の問題もないのです。
大事なのは『プレイするゲームに適したスペックを満たしているかどうか』なので、ゲーミングデバイスを選ぶ時は「スペック」を必ず確認する事、もしくは「信頼できるブランド」で選ぶように注意しましょう。
❸ゲーミングルーターの選び方
ルーターが「靴と同じ消耗品」である事を知っている人は少ないです。24時間365日ずっと動き続けているのに、「え?まだゲームするんですか?」とか言ってきませんし、一生をテレビの裏とか、どうでもいい隙間とかで過ごすので、消耗しているかどうか分かりにくいのです。でも、ここだけの話、実は背面から少しずつ減っているのです。(減っていません)
本体の寿命は2〜6年(※1)で、規格の寿命が5年(※2)くらいなので、5年以上前の製品を使っているなら買い替え時かもしれません。
※1:本体の寿命:定期的に再起動をしてあげると寿命が伸びます。
※2:規格の寿命:規格が古いと通信速度が遅く、セキュリティも弱い。
①契約している回線の確認
ゲーミングルーターを選ぶ前に、まずは契約している回線の確認をしましょう。ラグの原因が契約している回線にある場合はゲーミングルーターを導入してもラグや通信エラーは絶対に改善しないので、お金の無駄遣いに終わります。
たとえば、マンションの共用スペースまでは光ファイバーだけど、各世帯への配線は電話用ケーブルを使う、なんちゃって光回線『VDSL方式』の場合は、そもそも速度が100Mbpsしかありません。
その上、ノイズの影響を受けやすい電話用ケーブルを使っているので、どんな高性能ルーターを使用しても、ラグや通信エラーは絶対に改善しないのです。
(【中級編】回線業者とプロバイダーを替える:参照)
②無線LAN(Wi-Fi)の規格
ゲーム機を有線LANで接続していても、スマホやタブレットやノートパソコンは無線LANで使用します。
動画の配信も4K画質が当たり前になってきたので、ゲームをしていない時は無線LAN(Wi-Fi)の速度が重要になるでしょう。そして、このWi-Fi規格が10年ぶりにアップグレードしました。
その名も「IEEE 802.11ax」そしてこのアップグレードを機に、Wi-Fi Alliance(Wi-Fi の事を決める団体)はWi-Fi規格をナンバリングすると発表、「802.11n」は Wi-Fi 4、「802.11ac」は Wi-Fi 5、今回登場した「802.11ax」はWi-Fi 6と呼ばれるようになります。
結論から言うと「IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)」に対応しているルーターを選びましょう。Wi-Fi 6 ではセキュリティ規格も「WPA3」にアップグレードしてより堅牢な接続を実現しています。
IEEE 802.11b
【最大通信速度】・・・11Mbps
【周波数帯域】・・・・2.4GHz
IEEE 802.11a
【最大通信速度】・・・54Mbps
【周波数帯域】・・・・5GHz
IEEE 802.11g
【最大通信速度】・・・54Mbps
【周波数帯域】・・・・2.4GHz
IEEE 802.11n(Wi-Fi 4)

【最大通信速度】・・・600Mbps
【周波数帯域】・・・・2.4GHz / 5GHz
IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)

【最大通信速度】・・・6.9Gbps
【周波数帯域】・・・・5GHz
IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)

【最大通信速度】・・・9.6Gbps
【周波数帯域】・・・・2.4GHz / 5GHz
③ストリーム数(アンテナの数)
これも無線LANの話になりますが、ルーターに装備されているアンテナの数をストリーム数といいます。
※厳密にはアンテナを使ってデータを送受信する通信経路の事をストリームと言います。
アンテナの数は多い方が通信速度と品質が安定します。アンテナは外付けアンテナと内臓アンテナがあって、外付けのタイプの方が通信品質や速度が安定します。
・1×1(アンテナ1本)
【最大通信速度】433Mbps
・2×2(アンテナ2本)
【最大通信速度】866Mbps
・3×3(アンテナ3本)
【最大通信速度】1300Mbps
・4×4(アンテナ4本)
【最大通信速度】1733Mbps
・8×8(アンテナ8本)
【最大通信速度】3476Mbps
ストリーム数による最大通信速度の恩恵を受けるには、デバイス(スマホやノートパソコン)も同じストリーム数に対応している必要があります(iPhone6以降で2×2)。
ルーターを1階のリビングに設置して、2階でもスマホを使うなら外付け3本以上、マンションに住んでいる場合は4本がベストです。
独り暮しのワンルームなら2本でもギリギリ大丈夫ですが、シングルベッドで夢とお前を抱いてる場合はなるべく3本にして、くだらない事だって2人で笑ってください。
④CPUとメモリ
❶で解説したように、ゲーミングルーターに必要なのは「ルーティング処理」や「NAT処理」等の『処理能力』なので、上位機種にはPCレベルのCPUとメモリが搭載されています。
ただし「ゲーミングデバイスはデザインがゴツい」ので、CPUやメモリの性能さえクリアしているなら『ゲーミング』じゃないルーターでも大丈夫です。
❹オススメのゲーミングルーター
【エントリーモデル】
Archer AX10/A
TP-Link:中国 
- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:26台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:300 Mbps
5GHz:1,201 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:4×4
5GHz:4×4 - CPU
トリプルコア:1.5 GHz - メモリ:記載なし
TP-Link のエントリーモデルは2.4GHzの速度が控えめながらコストパフォーマンスに優れています。
【エントリーモデル】
WSR-1800AX4
BUFFALO:日本 
- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:14台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:573 Mbps
5GHz:1,201 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:2×2
5GHz:2×2 - CPU:記載なし
- メモリ:記載なし
今使っているルーターが古過ぎて時間帯問わず通信エラーが起きて困ってるけど、あんまりお金は使いたくない人向け。
【エントリーモデル】
RT-AX56U
ASUS:台湾 

- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:50台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:574 Mbps
5GHz:1,201 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:2×2
5GHz:2×2 - CPU
クアッドコア:1.5 GHz - メモリ
メインメモリ:512 MB
フラッシュメモリ:256 MB
世界中のプロゲーマーに愛されるゲーミングブランド「ASUS」が、いつのまにかゲーミングルーターのエントリーモデルを発売していました。エントリーモデルなのに上位機種と同じ「トレンドマイクロの技術を採用したAiProtection」を搭載しているので、ビジネスレベルのセキュリティ機能を持っています。
【ミドルレンジモデル】
Archer AX50/A
TP-Link:中国 
- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:48台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:574 Mbps
5GHz:2,402 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:4×4
5GHz:4×4 - CPU
トリプルコア:1.5 GHz - メモリ:記載なし
インテルとのパートナーシップにより実現した、インテル Home Wi-Fiチップセット「WAV654」を搭載(詳しい仕様は不明)。ゲーミングモデルではないのでゲーミング向け機能は搭載されていませんが、スペックに対するコスパはAX10以上。
【ミドルレンジモデル】
WSR-5400AX6
BUFFALO:日本 
- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:30台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:573 Mbps
5GHz:4,803 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:2×2
5GHz:4×4 - CPU
トリプルコア:1.5 GHz - メモリ:記載なし
ゲーミングモデルではないのでゲーム向けの機能は搭載されていませんが、ゴツいゲーミングギアが苦手な方にオススメ。
【ミドルレンジモデル】
TUF-AX3000
ASUS:台湾 

- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:80台(推奨64台)
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:574 Mbps
5GHz:2,402 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:2×2
5GHz:2×2 - CPU(Broadcom 6750)
トリプルコア:1.5 GHz - メモリ
メインメモリ:512 MB
フラッシュメモリ:256 MB
ASUSゲーミングブランドのミドルレンジ・シリーズが「TUF Gaming」です。ゲーム用のPCを自作する人ならご存知の「耐久性」「信頼性」にこだわった高コスパシリーズ。
【ミドルレンジモデル】
RT-AX82U
ASUS:台湾 
- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:88台(推奨70台)
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:574 Mbps
5GHz:4,804 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:2×2
5GHz:4×4 - CPU(Broadcom 6750)
トリプルコア:1.5 GHz - メモリ
メインメモリ:512 MB
フラッシュメモリ:256 MB
同じくASUSのゲーミングルーター。5GHzの通信速度が高く「モバイルゲームモード」でスマホゲームの通信を優先させたりもできますが、そもそもゲーミングモデルなのでPCやSwitchを有線接続し「ゲームブースト」でゲームの通信を加速する事が可能です。
【ハイエンドモデル】
Archer AX11000
TP-Link:中国 
- 有線接続数:8台
1Gbps×8ポート - 無線接続数:120台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:1,148 Mbps
5GHz:4,804 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:2×2
5GHz:4×4 - CPU
クアッドコア:1.8 GHz - メモリ
メインメモリ:1 GB
TP-Link のフラグシップモデル、Archer AX11000。1.8GHzのCPU(64bit)が4つある上に、3つのコプロセッサー(補助や代行を担当する回路)を装備したハイスペックモデル。無線LANのDFS機能(※)の挙動がおかしい時があるようなので店長おすすめを外しました。
※DFS機能:【Wi-Fi(無線LAN)】がオンラインゲームに向いてない理由:参照
【ハイエンドモデル】
WXR-5950AX12
BUFFALO:日本 

- 有線接続数:4台
10Gbps×1ポート
1Gbps×3ポート - 無線接続数:64台
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:1,147 Mbps
5GHz:4,803 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:4×4
5GHz:8×8 - CPU
クアッドコア:2.2 GHz - メモリ:記載なし
眠れる猛牛 BUFFALO がついに目覚め、勢い余って作った国産ハイスペックルーターが「WXR-5950AX12」です。残念ながらゲーミングモデルではないのでゲームに特化した機能はありませんが、特筆すべきは「10Gbps対応LANポート」を装備しているということ。
そして、ハイスペックなのに無駄に存在を主張しないシンプルなデザインも良いですし、意味もなくピカピカ光ったりしないところが実に良いのです。
【ハイエンドモデル】
ROG Rapture GT-AX11000
ASUS:台湾 

- 有線接続数:4台
1Gbps×4ポート - 無線接続数:120台(推奨36台)
- 無線LAN:【Wi-Fi 6】
IEEE802.11b/g/a/n/ac/ax - 転送速度
2.4GHz:1,148 Mbps
5GHz:4,804 Mbps - ストリーム数
2.4GHz:4×4
5GHz:4×4 - CPU(Broadcom BCM4908)
クアッドコア:1.8 GHz - メモリ
メインメモリ:1 GB
フラッシュメモリ:256 MB
ASUS ゲーミングブランドの最上位に君臨し、世界中のプロゲーマーから圧倒的な支持を得ている「ROGシリーズ」のフラグシップモデルが【Rapture GT-AX11000】。
今回、メッシュWi-Fiシステム環境構築の為にこのルーターの導入を決めたので「店長おすすめ」にしました。年末頃にレビュー記事を書かせて頂きます。