サーモンランは4人チームで仕事をするアルバイトなので、いつもフレンドさんと出勤できるイカさんはとても幸せです。そして、いつも1人で勤務しているイカさんは、いつかフレンドさんが出来たときにきっと頼りになる存在になっていると思います。
なぜなら、野良バイトには「三大イクラマン」が出没してアナタを困らせ、そして鍛えてくれるからなのです。
この項では「三大イクラマンの習性」と「イクラマンが出没した時の対処法」をわかりやすく説明していきたいと思います。
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イクラ守るマン
習性
主に水際でタワーが落とした金イクラを守るイクラマン。この習性から「イクラ警備員」や「いでよ神龍」と呼ばれたりもします。
ノルマの進捗状況によっては「イクラを守るべきとき」もあるので識別は難しいですが、そんな「ノルマ未達のピンチ」に陥ることこそがイクラ守るマンの影響だったりします。しかし本人に悪気は無いのです
なぜイクラを守る行為はNGなのか?
イクラ守るマンにも言い分があります。要約するとこうです。
「だって、勿体ないじゃない」
イクラ守るマン
確かに、オオモノジャケが落とすイクラは1体につき3個なのに、自分だけ1個を持ち帰るというのは勿体ない気がします。
スーパーで1パック198円の卵が「お1人様80円」になってたらご近所さんに「カモン」するのが人情ってもんです。
でも、サーモンランでは金イクラを守る方が遥かに「勿体ない」のです。では次の画像をご覧ください。
ドンブラコのコンテナから一番遠い左前方のポイント【A】と、コンテナから直進した水辺のポイント【B】への「最短コースをイカダッシュのみで進んだタイム」です。
- 【A】片道10秒(往復20秒)
- 【B】片道7~8秒(往復14~16秒)
※予めルートを塗った状態から10回ずつ計測した平均値
サーモンランの各WAVEの時間制限は100秒なので、ポイント【A】に関しては単純に5往復するだけでタイムアップなのが分かります。
ポイント【B】はイクラ守るマンがよく出没する場所ですが、前述の通り【B】までの片道7~8秒は「最短コースをイカダッシュのみで進んだタイム」なので、実際の業務中はザコジャケを倒したり、ルートを塗ったり、オオモノシャケの対応もこなさなければなりません。
少なく見積もっても片道10秒はかかるでしょう。もし、ポイント【B】でイクラ守るマンが守っている金イクラをコンテナから2個取りに行く(2往復する)としたら、それだけで「40秒」経過してしまい、イクラ守るマンが自分で運んだイクラと合わせても「40秒で3個」しか運べない計算になります。
※イクラ守るマンの位置からイクラを所持した状態でスタートした場合は1.5往復で3個/30秒)労働力の50%を稼働させ、制限時間の約半分を使って3個です。Time is money「たいむ いず もぉねぇ」です。
さらに、イクラ守るマンがコンテナから遠い水辺に居座り、モグラ、テッパン、ヘビなどの追跡系オオモノシャケにロックオンされると、たちまちその場所が前線化してしまい、それらオオモノシャケを倒そうと味方が集まるため、常に長距離を往復しなければならない悪循環が生まれます。
そこに味方がいないということは、どこかで仕事をしているということなので、玉離れよろしくコンテナへ向かうようにしたいですね。
対処法
野良バイトでイクラ守るマンが現れたら無視して他の作業を続けるのが一番です。下手にカモンに乗ると「よし、次のWAVEも頑張って守るぞ」となり、WAVE3までノルマ未達のリスクを抱えることになりかねません。
イクラ運ぶマン
習性
金イクラを狂ったように運ぶイクラマン。だからオオモノシャケも、コジャケも、ときには浮き輪になった味方も目に入りません。
平均して「金イクラ25個前後&普通イクラ少なめ」なのが特徴です。たつじん100を超えたあたりから味方にイクラ運ぶマンがいると、大抵の場合、ノルマは達成しているのに「オオモノシャケ増殖による全滅」で失敗に至ります。
が、しかし、イクラ守るマンと同様、本人に悪気はないのです。
なぜイクラの運び過ぎはNGなのか?
金イクラを拾ってコンテナに入れる。これはノルマ達成のために必要不可欠な行動です。問題は「最初から最後までずっと運んでいる」という所でしょう。
実は、たつじん100前後のイカさん4人チームの危険度で「WAVE1=ノルマ13、WAVE2=ノルマ14、WAVE3=ノルマ16」の計43個くらいなのですが、これを4人で割ると1人あたり「10個~11個」で充分な計算になり、WAVE単位で見ると1人が3~4個運べばクリアできる計算なのです。
ちなみに、たつじん999の最高危険度でも「WAVE1=ノルマ21、WAVE2=ノルマ23、WAVE3=ノルマ25」の計69個、4人で割ると17個~18個なので。
そして、イクラを運び続けるということは…
オオモノシャケを味方に押し付けることになる
この記事を書くにあたって、フレンドさんに協力して頂き「イクラ運ぶマン」を体験してみましたが、罪悪感を感じるくらいオオモノシャケの対応を味方任せに立ち回らないと25個には届きませんでした。
※ダックさん&ファルさんご協力ありがとうございました。
塗り状況が常に悪くなる
運ぶためのルートしか塗らないことになるので、全体の塗り状況は必然的に悪くなりました。味方の強さに依存する立ち回りといえます。
コジャケが増える
オオモノシャケの殆どを無視するので、運搬ルートを邪魔するコジャケしか倒しません。塗り状況の悪さと比例してコジャケも元気に走り回ります。
が、しかし、イクラ運ぶマンにも言い分があります。要約するとこうです
「だって、クマサンポイントが増えるじゃない」
イクラ運ぶマン
残念ながらそんなに増えません。クマサンポイントの算出方法はこうです。
■(金イクラ数+イクラ数÷200)×評価レート(※バイト評価値に比例してパーセンテージが増減)=クマサンポイント
※バイト評価値=称号ボーナス+称号評価値
称号 | 称号ボーナス |
---|---|
かけだし | 0 |
はんにんまえ | 100 |
いちにんまえ | 200 |
じゅくれん | 300 |
たつじん | 400 |
【例】じゅくれん40
称号ボーナス300+称号評価値40
=バイト評価値「340」
つまり、評価レートが200%だったとして、金イクラ15個運んだときと25個運んだ時のクマサンポイントの差は20ポイントしかないのです。
「え?20ポイント増えるじゃん」と思うでしょ?もう一度この項の「イクラ運ぶマンの画像」をチェックしてみて下さい。
クマサンポイントに還元される金イクラの数は「チームで運んだ総数」なので、イクラ運ぶマンがイクラを運んでいる間、他のイカさんはオオモノシャケの対応に追われイクラを運べません。
結果的にクマサンポイントはそんなに増えないどころか、WAVEの失敗が続くので、イクラを運び過ぎる行為はマイナスにしかならないのです。
危険度が高くなるほど「オオモノシャケの増殖率」は高くなります。ノルマを達成したらオオモノシャケを倒すことを最優先に行動しましょう。
金イクラの数が1人だけ凄く多いということは「1人だけサボっていた」ということになるのかもしれません。
対処法
野良バイトでイクラ運ぶマンが現れたら、自分は運ぶ回数を少なくして、その分オオモノシャケを倒しまくりましょう。いつもよりコジャケの対応に時間を取られるかもしれませんが焦って突っ込まないように気を付けましょう。
イクラ抱えるマン
習性
オオモノシャケの対応や味方のフォローに一生懸命になりすぎて、イクラをコンテナに入れ忘れる愛すべきイクラマン。
ステージを縦横無尽に走り回り、率先して苦労を買って出る勇敢なイカさんなのですが、コンテナにイクラを入れずに次の作業に取り掛かってしまいます。
やっとコンテナに向かったかと思えば、金イクラを持ってなくて取りに戻ることもしばしば。個人的には好きなタイプです。
アメフラシにも負けず
ミサイルにも負けず
東に病気みたいなタワーあれば
行って倒してやり
西に疲れたチャージャーあれば
行ってバクダンの処理を負い
南に死にそうな味方あれば
行ってスーパーチャクチで助け
北にイクラ守るマンあれば
つまらないからやめろと言い
グリルのときは涙を流し
カンケツセンでオロオロ歩き
皆に「イクラ抱えてるね」といわれ
褒められもせず
苦にもされず
そういう者に私はなりたい
イカザワ ケンサキ
なぜイクラを抱えるのはNGなのか?
イクラ抱えるマンにも言い分があります。要約するとこうです。
「だって、忘れちゃうんだもん」
イクラ抱えるマン
サーモンランの最優先事項は「ノルマ達成」ですが、オオモノシャケ&コジャケの対応や味方の救出など「緊急事項」への行動選択を常に迫られます。
「ノルマの進捗状況」と「金イクラを保持している味方の数」を画面上で常に計算しつつ、金イクラを抱えたままの移動を繰り返すより、コンテナを中継して次の仕事に取り掛かれるように行動プランを組みましょう。
ただ、満潮などオオモノシャケが増殖しそうなタイミングでは、オオモノシャケを優先して倒さなければならないので、場が落ち着いてからコンテナに向かいましょう。
ガチマッチ同様、状況によって優先順位を切り替える判断も重要なのです。
対処法
野良バイトでイクラ抱えるマンが現れたら「イクラ抱えるマンが保持している金イクラ」は計算に入れないようにしましょう。
ノルマが達成されるのを確認するまで油断は禁物です。画面左上のイカランプで計算できていたとしても、まだオオモノシャケの討伐にシフトしてはいけません。きっと最後の1個が足りなくて失敗してしまいます。