Nintendo Switch 本体の設定

 Nintendo Switch 本体の「インターネット設定」をカスタマイズすることで、通信速度やPing値を安定させることができます。

 プロゲーマーやガチ勢の間では「基本中の基本のセッティング」なので、通信エラーが頻繁に起こるイカさんや、混雑時の通信が不安定になる方は是非お試しください。

注意
  • 「スプラ」「スマブラ」でマルチプレイが出来ない場合や、「マイクラ」「あつ森」でフレンドさんと遊べない場合は「Switchのエラーコード「2618-051*」が出てフレンドさんと遊べない原因と対策」を参考にしてください。
  • 設定する場所や数値を間違えると、ネットに繋がらなくなる事もあるので「慎重かつ自己責任」で行って下さい。
  • こどものイカさんは、おうちのひとといっしょにやってね♪

❶IPアドレス設定

通常は「自動」でOK

 ルーターが「Nintendo Switch の通信を管理するための識別コード」をIPアドレス(プライベートIPアドレス)といいます。

 ラグの対策【上級編】で解説している「ポートの解放」をする場合などに「IPアドレスを固定」するために必要な設定ですが、通常は自動でOKです。

 いじりたくてウズウズしてしまいますが、IPアドレスだけを固定しても、通信品質は変わらないので、今はそっとしておきましょう。

❷DNS設定

【DNS】:ドメイン・ネーム・システム

 Switchがオンライン通信を行う際に、必要な処理を任せるサーバー(DNSサーバー)を指定する設定です。

 デフォルトの「自動」に設定すると、契約しているプロバイダーのDNSサーバーを利用します。

 オンラインゲームの通信速度や応答速度(Ping値)の安定は、「DNSサーバー」の影響を受けるので、一般的なプロバイダーのDNSサーバーを利用している場合は、変更することで通信品質が向上する可能性があります※1

※1)ゲーミングプロバイダーv6プラスの環境では、通信品質が低下する場合があります。変更前と変更後のPing値を比べて「より良い設定」をチョイスしてください。

DNSの設定方法

1.ホーム画面から【設定】を選択

2.【インターネット】を選択
3.【インターネット設定】を選択

ぐるぐるぐる〜

4.【有線接続】を選択

5.【設定の変更】を選択

6.【DNS設定】を選択

7.【手動】を選択

8.【優先DNS】を選択

9.【008.008.008.008】を入力
10.【OK】を選択

[008.008.008.008]は、Googleが一般公開している「IPv4用※2」のDNSサーバーで、一般的なプロバイダーのDNSサーバーと比べて安定しています。

※2)「IPv6用」にGoogleが一般公開しているDNSサーバーは「2001:4860:4860::8888」と「2001:4860:4860::8844」なのですが、SwitchはIPv6に対応していないので設定できません。

11.【代替DNS】を選択

「優先DNSサーバー」に障害があったときの予備サーバーを設定します。

12.【008.008.004.004】を入力
13.【OK】を押して設定完了

[008.008.004.004]は、Googleが一般公開している代替DNSサーバーです。セキュリティも申し分ありません。

「DNS設定」だけで終わりたいときは、【保存する】を選択して終了です。

❸Proxy設定

【Proxy】:プロキシ(プロクシ)

 プロキシは日本語で「代理」ってほどの意味ですが、この場合の Proxy は、外部ネットワークにある「マッチングサーバー(STUN)」へのアクセスを、内部ネットワークにある「Switch」の代理でアクセスしてくれる『プロキシサーバー』のことを指します。

( ˘ω˘ ) スヤァ…

Proxyを設定するメリットはありません

(図1)

 Proxy設定を「しない」に設定している通常の Switch は、(図1)のように「マッチングサーバー(STUNサーバー)」へ直接アクセスします。

(図2)

 Proxy設定を「する」に設定した Switch は、(図2)のように「Proxyサーバー」を経由してから「マッチングサーバー(STUNサーバー)」にアクセスします。

 セキュリティを高めたり、通信内容を分析できるメリットが考えられますが、単純に「通信を処理する工程が増える」ので、ラグや通信エラーの原因も増えます。

 Nintendo Switch は組み込みOS※3なので、オンラインゲームを自宅でプレイする場合は「Proxy設定」をするメリットはありません。

※3【組み込みOS】:ある目的に限定した機能しか持たないOSのこと。

❹MTU

【MTU】:マキシマム・トランスミッション・ユニット

 スマホも Switch も、インターネットで通信する場合、データを細かく分割した「パケット」にして転送します。

「MTU」は、Switchが通信を行う際に、「分割するパケットの大きさを決める」設定です。

 契約している回線によってMTU値が違うので、最適な値を設定することをオススメします。

 理論的には「劣悪な通信環境ではMTU値を小さく」する方が転送効率が良くなり、「安定した回線ではMTU値を大きく」する方が、制御信号が少なくなるため通信速度が上がります。

 契約している回線のMTUが「1280」なのに、デフォルトの「1400」のままで通信すると、パケットが「1280」と「120」に分割され、それぞれのパケットを管理するためのデータ(制御信号)が追加されるので通信効率が悪くなります。

 逆に、MTU値が「1500」の回線に「3000」のパケットを送信する場合、本来なら「1500」+「1500」の2回で送信完了しますが、デフォルトの「1400」のままにしていると、「1400」+「1400」+「200」の3回に分割しなくてはいけなくなり、それぞれにパケットを管理するためのデータが追加されるので通信効率が悪くなるという具合です。

 通信環境によって違う「MTU」をいちいち説明するのは面倒なので、あんまり仲良くない人には「や!設定しなくていいと思うの!」でOKですが、仲良しさんにはこっそり教えてあげてください。

MTUの設定方法

1.【MTU測定サイト】にアクセス

 利用している回線のMTU値を測定できるサイト「Speed Guide(英語)」にアクセスします。

※スマホでも測定できます。
※Switchが使用している回線で計測して下さい。

2.【MTU値】をメモ

MTU値の例
  • NURO光:1500
    (ONUが「HG8045Q」の場合:1452)
  • auひかり:1492
  • フレッツ光:1454(v6プラス:1460)
    (ドコモ光・ソフトバンク光:1454※4

※4)ドコモ光とソフトバンク光の回線はフレッツ光(NTT)です。

3.【MTU】を選択

4.【メモしたMTU値】を入力
5.【OK】を選択

6.【カスタマイズした値】を確認
7.【保存する】を押して設定完了

※マンション備え付けの回線は、業者ルーターのMTUが低く設定されている場合があるので、測定サイトでMTU値を確認することをオススメします。
※MTU値を変更してエラーが起きる場合は初期値「1400」に戻して下さい。

 MTU値を「1400以下」にしないと通信が安定しない場合は、回線業者やプロバイダーの変更を検討してもいいかもしれません。

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