CHAPTER 3-5

Nintendo Switch 本体の設定

 Nintendo Switch 本体の「インターネット設定」をカスタマイズする事で、通信速度やPing値をより安定させる事ができます。

 プロゲーマーやガチ勢で本体の設定をデフォルトのままにしてる人はいないほどの「基本中の基本のセッティング」なので、回線落ちが頻繁に起こるイカさんや、混雑時に通信が不安定になるイカさんは是非お試しください。

  • 「スプラ」「スマブラ」でマルチプレイが出来ない場合や、「マイクラ」「あつ森」でフレンドさんと遊べない場合は「Switchのエラーコード「2618-051*」が出てフレンドさんと遊べない原因と対策」を参考にしてください。
  • 設定する場所や数値を間違えると、ネットに繋がらなくなる事もあるので「慎重かつ自己責任」で行って下さい。
  • こどものイカさんは、おうちのひとといっしょにやってね♪

IPアドレス設定

IPアドレス設定

通常は「自動」でOK

 ルーターが「Nintendo Switch の通信を管理するための識別コード」をIPアドレス(プライベートIPアドレス)といいます。

 ラグの対策【上級編】で解説している「ポートの解放」をする場合などに「IPアドレスを固定」するために必要な設定ですが、通常は自動でOKです。

 いじりたくてウズウズするかもしれませんが、用事がないのにIPアドレスだけ固定しても、通信品質はまったく変わらないので今は気にしないでおきましょう。

DNS設定

DNS設定

DNS】:ドメイン・ネーム・システム

 Switchがオンライン通信を行う際に必要な処理を任せるサーバー(DNSサーバー)を指定する設定です。デフォルトの「自動」に設定すると契約しているプロバイダーのDNSサーバーを利用します。

 オンラインゲームの通信速度やPing値の安定は「DNSサーバーのスペック」の影響を受けるので、一般的なプロバイダーと契約している場合は、変更することで通信品質が向上する可能性があります※1

  • ゲーミングプロバイダーやv6プラスで契約している回線は通信品質が低下する場合があります。設定の変更前と変更後の通信速度やPing値を比べて「通信品質のよい設定」をチョイスしてください。

DNSの設定方法

1.ホーム画面から【設定】を選択

2.【インターネット】を選択
3.【インターネット設定】を選択

ぐるぐるぐる〜

4.【有線接続】を選択

5.【設定の変更】を選択

6.【DNS設定】を選択

7.【手動】を選択

8.【優先DNS】を選択

9.【008.008.008.008】を入力
10.【OK】を選択

[008.008.008.008]は、Googleが一般公開している「IPv4用※2」のDNSサーバーです。日本の一般的なプロバイダーのDNSサーバーに比べて安定しています。

  • ※2「v6プラス(IPv6)用」にGoogleが一般公開しているDNSサーバーは「2001:4860:4860::8888」と「2001:4860:4860::8844」ですが、SwitchはIPv6に対応していないので設定できません。

11.【代替DNS】を選択

「優先DNSサーバー」に障害があったときの予備サーバーを設定します。

12.【008.008.004.004】を入力
13.【OK】を押して設定完了

[008.008.004.004]は、Googleが一般公開している代替DNSサーバーです。セキュリティも申し分ありません。

「DNSの設定」だけで終わる場合は【保存する】を選択して終了。

Proxy設定

【Proxy】:プロキシ(プロクシ)

 プロキシは日本語で「代理」って程の意味なのですが、この場合の「Proxy」は、外部ネットワークの「マッチングサーバー(STUN)」へのアクセスを、内部ネットワークの『Switchの代理』でアクセスしてくれる「プロキシサーバー」のことを指します。

( ˘ω˘ ) スヤァ…

Proxyを設定するメリットはない

マッチングサーバーにアクセスするSwitch
(図1)

 通常「Switch」は、図1のように「マッチングサーバー(STUN)」に直接アクセスします。

プロキシサーバーがSwitchの代わりにマッチングサーバーにアクセス
(図2)

「プロキシサーバー」に「マッチングサーバー(STUN)」への代理アクセスを設定すると、セキュリティを高められたり、通信内容を分析できたりして便利な反面、図2のように「通信を処理する工程が増える」ので、当然ながらラグの原因になります。

 Nintendo Switch は組み込みOS※3ですし、競技製の高いオンラインゲームを自宅でプレイする場合は「Proxyを設定するメリットはありません」。

  • ※3【組み込みOS】:ある目的に限定した機能しか持たないOSのこと。

MTU

MTU

MTU】:マキシマム・トランスミッション・ユニット

 PCもスマホもタブレットも、インターネットで通信をする場合、データを細かく分割した「パケット」にして転送します。

 MTUの設定とは、Switchが通信を行う際に使用するパケットの最大値を指定する設定の事です。

 利用している通信回線によってMTU値が違うので「必ず最適な値を設定」しましょう。

 理論的には「劣悪な通信環境ではMTU値を小さく」する方が転送効率が良くなり、「安定した回線ではMTU値を大きく」(制御信号が少なくなる)する方が通信速度が速くなります。

 契約しているインターネット環境のMTUが「1280」なのに、デフォルトの「1400」のままで通信すると、パケットが「1280」と「120」に分割され、さらにそれぞれのパケットを管理するためのデータが追加されるので通信効率が悪くなります。

 逆に、MTU値が「1500」の回線に「3000」のパケットを送信する場合、本来なら「1500」+「1500」の2回で送信完了ですが、デフォルトの「1400」のままにしていると、「1400」+「1400」+「200」の3回に分割しなくてはいけなくなり、それぞれにパケットを管理するためのデータが追加されるので通信効率が悪くなるという具合です。

 通信環境によって違う「MTU」をいちいち説明するのは非常に面倒臭いので、あんまり仲良くない人には「設定しなくていいと思う!」でOKですが、仲良しさんにはこっそり教えてあげましょう。

MTUの設定方法

1.【MTU測定サイト】にアクセス

  • スマホでも測定できます。
  • Switchが使用している回線で計測して下さい。

2.【MTU値】をメモ

  • NURO光:1500
    (ONUが「HG8045Q」の場合:1452)
  • auひかり:1492
  • フレッツ光(v6プラス):1460
  • フレッツ光:1454
    (ドコモ光・ソフトバンク光:1454※4
  • ※4 ドコモ光とソフトバンク光の回線業者はフレッツ光(NTT)です。

3.【MTU】を選択

MTU

4.【メモしたMTU値】を入力
5.【OK】を選択

6.【カスタマイズした値】を確認
7.【保存する】を押して設定完了

  • マンションに備え付けのインターネット回線は、業者ルーターのMTUが低めに設定されている場合があるので、なるべく測定サイトでのMTU値確認をオススメします
  • MTU値を変更してエラーが起きる場合は初期値「1400」に戻して下さい。
関連記事
ラグの対策
回線業者とプロバイダーを替える

MTU値を「1400以下」にしないと通信が安定しない場合は、可能な限り回線業者やプロバイダーの変更をおススメします。

TOPへ戻る